F1日本GP特集

マクラーレンの“スパイ疑惑”に新たな証拠


 【モンツァ(イタリア)6日】F1世界選手権は伝統のイタリアGPが7日、開幕する。山本左近(25)が所属するスパイカーは今大会で、空力部品などを大幅に改良した「B車体」を投入。左近も新型車で実際にテスト走行した上での参戦に闘志を燃やしている。

 一方、国際自動車連盟(FIA)は5日、“スパイ疑惑”で新たな証拠が提出され、13日に世界モータースポーツ評議会(WMSC)が再審議を始めると発表した。

 7月末にWMSCから“無罪”の判決を受けたマクラーレンが再び窮地に立たされた。

 マクラーレンの技術者がフェラーリの元技術者から極秘情報を提供された事件で、WMSCは当初、チームの関与は認められないと判断。フェラーリがこれを不服とし、13日に控訴審が予定されていたが、新たな証拠の提出に基づいてWMSCが審議をやり直すことが決まった。

 証拠の具体的な内容について「現時点ではコメントできない」と口を閉ざすFIAは7月に「今後の審議でマクラーレンは07、08年選手権からの追放もあり得る」と警告。日本GPを前に覇権争いは混とんとしてきた。