箱根駅伝

1位通過は中央学院大…木原が日本人トップタイム (10/20)

 第84回東京箱根間往復大学駅伝予選会(20日、陸上自衛隊立川駐屯地−国営昭和記念公園=20キロ)第84回箱根駅伝(来年1月2、3日)の出場権を目指して42チームが参加し、中央学院大が日本人選手トップタイムをたたき出した木原真佐人(3年)の活躍などでトップ通過した。2位の帝京大と城西大を含め、9校が出場権を獲得。32年ぶりの出場を狙った青学大は5月の関東学生対校陸上選手権の成績などによるポイントを換算したアドバンテージタイムにより出場圏内の9位から10位に転落、本大会出場はならなかった。

 冠雪した富士山をのぞむ多摩路を、木原が疾走した。「迷ったら前へ」。ハートの“パワー”を全開にして、日本人選手トップの58分40秒でゴール。このエースの活躍で、中央学院大が6年連続9度目の箱根切符をつかみ獲った。

 昨年の箱根駅伝では、1年生ながら1区で区間賞をマーク。だが、今年の箱根では花の2区で7位に沈んだ。区間賞は兵庫・報徳学園高の同級生で今夏の大阪世界選手権男子1万メートル代表、竹沢健介(早大)だった。

 世界を相手に戦う友人の姿をテレビで観戦して発奮。同時期に両足首を痛めて弱気になっていた自らを戒め、9月の北海道・士別合宿に強行参加し、ムチをいれた。

 「アイツ(竹沢)が頑張っている姿を見るとね…。練習不足もあるから、(体を)つくり直して箱根を迎えたい」。ライバルと再び同じ土俵で戦える喜びを、力にかえる。

(山田貴史)

★法大が逆転9位

 合計タイムで10番目だった法大が関東学生対校選手権の成績により、青学大を逆転して9位に浮上、本大会の出場権を獲得した。法大の成田監督は、ぎりぎりでの出場権に「複雑な気持ち。このままでは駅伝にならない」と苦笑い。あと一歩だった青学大の原監督は「(結果を聞いたときは)まさかっていう感じ。悔しさがだんだんわき出てくる」と無念さをにじませた。

■箱根駅伝予選会

 20キロ走を行い、各校上位10人(最大14人まで参加)の合計タイムで争われる。合計タイム上位6校は出場権を獲得。7位以下は、合計タイムから関東学生対校選手権(関東インカレ)での成績で得た得点をタイムに換算したものを差し引き、その上位3校が出場権を得る。シード校の10校(07年箱根駅伝10位以内)と予選会通過9校に関東学連選抜(後日発表)を加えた計20チームが来年1月2、3日の本大会に出場する。