白井「日本の面目は保てたかな」

銅メダル獲得一問一答
床運動でF難度「シライ/ニュエン」を決める白井の連続合成写真 (共同)

 体操・世界選手権第4日(5日、カナダ・モントリオール)男子個人総合決勝が行われ、白井健三(21)=日体大=が合計86・431点で銅メダルを獲得した。演技後は、改めて2009年大会から個人総合6連覇した内村航平(28)=リンガーハット=の存在の大きさを語った。予選2位の肖若騰(21)が86・933点で初の金メダル、林超攀(22)=以上中国=が86・448点で銀メダルを手にした。

 ――メダルの感想は

 「(内村)航平さんが出ていたら4番なのかなと思った。6種目そろえることが目標だったので、3位でも4位でも気持ちは変わらなかったと思う」

 ――悔しさもあるか

 「悔しさは全くない。うれしさが10割というわけでもなく、ほっとしている気持ちが大きい。日本の個人総合の面目は保てたかなという感じ。しっかり役割を果たせた」

 ――スタンドでは内村が見つめていた

 「声は聞こえなかったけど、航平さんのゼッケンを持って試合に臨んだ。航平さんがそばにいるような気持ちで試合をしていた。改めて大事な存在なんだなと気付かされた」

 ――3年後の東京五輪に向けて好スタート

 「(今季から新ルールになって)各国の選手が手探り状態のままの世界選手権という感じだった。来年から勝てて本物だと思う。油断せずに、目の前でやっている航平さんを目指していきたい」

★団体総合にも大きな意味

 白井のメダル獲得は2020年東京五輪の個人総合だけでなく、日本が2連覇を狙う団体総合を見据えても大きな意味がある。東京五輪ではこれまでの1チーム5人から4人に減って戦うため、1人が担う種目が多くなり、オールラウンダーが重宝される。20年に31歳となる内村の負担を軽くするためにも白井への期待は高まる。

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