2008年05月21日 更新

全勝の琴欧洲、朝青龍破り初優勝へ前進!白鵬が1差で追走

琴欧洲に敗れ、2敗目を喫した朝青龍=両国国技館

琴欧洲に敗れ、2敗目を喫した朝青龍=両国国技館

 大相撲夏場所11日目(21日・両国国技館)初優勝を目指す大関琴欧洲が横綱朝青龍を力強く寄り切り、初日から11連勝で単独トップを守った。朝青龍は2敗目を喫し、優勝争いから後退した。

 前日初黒星の横綱白鵬は大関千代大海を寄り切り、1敗を堅持。千代大海は負け越し、来場所は史上最多の12度目のかど番となる。大関魁皇は若ノ鵬を寄り切り6勝目を挙げたが、大関琴光喜は勇み足で鶴竜に敗れ5敗目。平幕の豊ノ島は9勝目をマークした。

 全勝の琴欧洲を追う1敗は白鵬ただ1人で、朝青龍と豊ノ島が2敗で続く。十両は光龍が1敗で単独首位を守った。

★ライバル対決は稀勢の里に軍配

 大相撲夏場所11日目(21日・両国国技館)お互いに意識し合うライバル対決は、稀勢の里が逆転で制した。

 左四つで出る琴奨菊を、土俵際で右から突き落とした。ともに大関候補と期待される相手を執念で破り「もう負けたら駄目だという気持ちだった。勝てて良かった」と一息つく。これで7勝目を挙げ「また明日から。いつも通りにやる」と闘志をかき立てた。

 琴奨菊は稀勢の里戦の連勝が5でストップ。「稀勢の里だけには負けたくない。気持ちも充実していたのに…」と悔しさをあらわにしていた。

◆栃ノ心

(期待の新入幕が7敗目)「まわしも取れないし、何もできない。もう分からない」

◆北勝力

(3連敗から8連勝で勝ち越し)「負けるたびに反省していたら身が持たないし、勝っていつまでも喜んでいられない。特に意識はありません」

◆安馬

(勝ち越しまであと1勝)「自分の相撲を一生懸命に取るだけ。2けたは当然狙う」

◆魁皇

(先場所敗れた若ノ鵬に完勝し白星先行)「勝ってる相撲と負けてる相撲の差が激しい。思い通りにいかない」

◆鶴竜

(琴光喜の勇み足で白星を拾う)「びっくりしました。親方衆が(物言いで土俵に)上がったから、あれ、と思って。変な感じです」

◆琴光喜

(内容は完勝だったが)「(足の出た感覚は)ちょっとあった。完全に自分の体勢だったですね」