2008年05月15日 更新
幕内最小兵の豊ノ島が快進撃 連勝を続けひげ伸ばす!

豪風(左)を破り、平幕でただ一人全勝の豊ノ島=両国国技館
大相撲夏場所5日目(15日・両国国技館)身長169センチと幕内最小兵の豊ノ島が白鵬、琴欧洲と並んで全勝を守った。幕内で初日からの5連勝は初めて。験担ぎで伸ばしているひげが目立ち始めた24歳は「負けたらそろうと思っていた。少しでも伸ばせるようにいきたい」と笑う。
この日まで1勝8敗と分の悪い豪風に、勝ちパターンを幾つか用意して臨んだ。狙いは右四つだったが、組めないとみると頭をつけ合い、相手の引きにも乗じて押し出した。「(自分が)引くことも頭にあったが、我慢して良かった」
現役時代、豊ノ島と同じように小兵で、もろ差しを得意とした浅香山親方(元関脇琴錦)も「彼の良さは相手によって取り口を変えること」と器用さを認める。
胸から当たってもろ差しに入るのが豊ノ島のスタイルだが、同親方は、それでは上体が伸び切ってしまうと指摘する。「これから三役定着を目指すなら、もう少し前かがみに当たることを心掛けた方がいい」と話した。
「同世代の稀勢の里や琴奨菊が上で取っている。自分も上位でできる位置に定着したい」と口にした豊ノ島。昨年夏場所以来の三役復帰を狙うためにも、白星を積み上げていきたい。






