2008年05月10日 更新
風神ライカ、“デビュー戦”に充実感!「思い切りやる」

ナタリー・ブラウンに勝利し喜ぶ風神ライカ=後楽園ホール(撮影・大里直也)
興行前からJBCや日本プロボクシング協会関係者はそろって「記念すべき日」と意気込んでいた。非公認時代をけん引してきた風神ライカは「それは意識しないように…。今まで通り、思い切りやるだけ」。大トリを務めたボクシングの聖地のリングは、さぞ格別だっただろう。
長身の黒人選手にてこずった。なかなか相手の懐に入れない。それでも強引に距離を詰めて左右のフックを振り回し、小差で“デビュー戦”を飾った。リング上で「WBA(世界ボクシング協会)とWBCの統一王者」と目標を語った32歳は充実感に包まれていた。
所属選手が4回戦で判定勝ちを収めたセレスジムのセレス小林会長(元WBA世界スーパーフライ級王者)は「男でもたばこを吸ったり、中途半端な気持ちでリングに上がるのがいる。それに比べたら女子はみんな一生懸命やっている」と将来を明るく展望した。
評論家の矢尾板貞雄氏は「ファイティングスピリットは女性の方があると思う」と感想を述べた。客席を埋めたファンの歓声とため息は、既に完成度の高いボクサーが何人もいることを証明していた。






