2008年05月09日 更新

劉翔、5連覇に意欲「十分に力を」 陸上国際GP大阪会見

陸上の国際グランプリ大阪大会を前に記者会見する女子走り幅跳びの池田久美子(右)と男子110メートル障害の劉翔=9日午後、大阪市内

陸上の国際グランプリ大阪大会を前に記者会見する女子走り幅跳びの池田久美子(右)と男子110メートル障害の劉翔=9日午後、大阪市内

 陸上の国際グランプリ大阪大会(10日・長居陸上競技場)に出場する有力選手が9日、大阪市内で記者会見し、北京五輪で2連覇を狙う男子110メートル障害の劉翔(中国)は「(五輪に向けて)重要な大会の一つ。十分に力を発揮したい」と大会5連覇に意欲を示した。

 男子400メートル障害に出場する成迫健児(ミズノ)は「まず勝つことに集中する。記録も勝つことでついてくる」と優勝を目標に掲げた。女子走り幅跳び日本記録保持者の池田久美子(スズキ)は「欲を張らずに6メートル60台を目指す。助走をしっかりして踏み切りにつなげたい」と話した。

★練習の成果発揮したい 五輪へ今季屋外初戦の劉翔

 北京で五輪2連覇を狙う男子110メートル障害の劉翔は今季屋外初戦を大阪で迎える。今大会は4連覇中と相性も良く「練習の成果を発揮したい。このレースを通じて1年間の感覚をつかめればいい」と余裕の表情で話した。

 記者会見で質問は、このアテネ五輪金メダリストに集中した。来日中の中国の胡錦濤国家主席と大会の宿舎が同じで「ぜひ見に来てほしい」と笑う場面もあった。

 冬場には体力面を重点的に強化し、3月の世界室内選手権(スペイン)を制した。今後は今月22日からのテスト大会(北京)を走り、本番トラックの感触を確かめる。さらに米国で3大会ほどに出場し、あとは北京で調整する計画だ。

 五輪へ向け、中国国内の期待は高まる。「重圧はある。何があっても対処できるようにしたい」と表情を引き締めた。

★活躍誓う福島

 女子短距離のホープ、福島千里(北海道ハイテクAC)が会見で初々しい表情を見せた。

 当初は400メートルリレーのみの出場予定だったが、4月の織田記念で100メートルに日本タイ記録の11秒36をマークし、100メートルの出場が決まった。華やかな雰囲気に緊張は隠せない様子。「リレーはこの大会を目標に練習してきた。北京に出場できるように頑張りたい。100メートルは織田の勢いで今大会も頑張りたい」と活躍を誓った。