2008年05月09日 更新
コニカミノルタが18億円の所得隠し 東京国税局が調査
精密機器大手「コニカミノルタホールディングス」(東京都千代田区)と同グループの数社が東京国税局の税務調査を受け、平成19年3月期までの2年間で計約18億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。このほかに経理ミスもあり、申告漏れ総額は20数億円に上り、重加算税などを含めた追徴税額(更正処分)は約12億円という。
関係者によると、医療機器販売「コニカミノルタヘルスケア」(東京都日野市)が、得意先の病院へX線検査装置などの医療機器を無償で提供。こうした機器の購入費などを別の取引での原価に含め、経費として申告していたという。
無償で提供することで、将来の納入に期待できるほか、提供した機器のメンテナンスや消耗品の使用で収益を上げることを見込んだものとみられる。
同国税局は仮装隠蔽(いんぺい)を伴う経理処理と認定し、提供した機器は病院に貸し出している同社の資産として計上するよう指摘したもようだ。
コニカミノルタホールディングスは「税務上の処理の認識が足りなかった」としている。






