2008年05月08日 更新
G大阪、悲願の1次L突破!またも厳しいアウェー戦制す ACL

タイのチョンブリを下し、初の1次リーグ突破を決めて喜ぶG大阪イレブン=バンコク(共同)
サッカーのアジア・クラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は7日、各地で1次リーグ第5戦を行い、G組首位のG大阪はバンコクでチョンブリ(タイ)を2−0で下し、勝ち点13として初の1次リーグ突破を決めた。日本勢の8強入りは昨年優勝の浦和、川崎に次いで3クラブ目。
G大阪は後半に途中出場の山崎が先制し、ルーカスが追加点を挙げた。
1次リーグはA−G組の各1位と前回優勝の浦和が準々決勝に進む。優勝チームは日本で12月に開催されるクラブワールドカップ(W杯)出場権を得る。(共同)
◇
蒸し暑い敵地での厳しい戦いを制し、G大阪が1試合を残して悲願の1次リーグ突破を決めた。
引き分けでも1位が決まる状況だったが、西野監督は「そういう気持ちで試合はしない」と話していた。タイに乗り込む前のミーティングでも選手にそう伝えた。
開始早々にいきなりミスから招いたピンチをGK松代の好守で切り抜けると、何度も決定機をつくった。山口のヘディング、播戸のシュートでゴールネットを揺らしたが、ともに反則で得点にならない。バレーの一撃はクロスバーを直撃した。
攻撃的な姿勢が実ったのは後半だ。途中出場の山崎が安田理の左クロスを頭で合わせ、最初のタッチで先制ゴール。さらに、加地の右クロスをルーカスがうまく右足でけり込み、勝負を決めた。
この大会に初出場した2年前は敵地の3試合で1勝しかできずに1次リーグ敗退に終わった。今季はJリーグでは調子が上がらない中でも、ACLでは厳しいアウェー戦を3戦すべてものにする力強さ。西野監督は「うちのスタイルがうまく出た。大きな目標を一つクリアできた」と充実感をにじませた。(共同)

G大阪−チョンブリ 後半、先制のゴールを決めたG大阪・山崎(中央)はルーカス(右)、橋本(左)と抱き合って喜ぶ=バンコク(共同)
★山崎が2試合連続ゴール
この2週間前のメルボルン戦で2ゴールを挙げたG大阪の山崎が、またも貴重な先制点を決めた。
0−0の後半途中に播戸と交代して入ると、その直後に安田理の左クロスをフリーの状態でヘディング。最初のボールタッチで先制ゴールを生み「僕が入ったころには涼しくなっていた。みんな疲れていたし、何とか1点を取って楽にしたかった」と喜んだ。(共同)
★安田理が好アシスト
G大阪の先制点は安田理の突破から生まれた。「ラインのギリギリだった。誰かが中に入っていると思って必死に上げた」という左足での折り返しが山崎のヘディングにつながった。
今大会のアウェーでは3試合とも見事なアシストで勝利に貢献。西野監督が「ミチ(安田理)が一回またげば突破できる」と話す通り、国際舞台で得意のドリブルが威力を発揮している。
「これからもっと厳しくなる。アシストだけでなく、点も取りたい」と笑顔で話した。(共同)






