2008年05月07日 更新

クゼ監督解任の千葉、ショック療法で状況の打開なるか

試合後の記者会見で苦渋の表情を見せる千葉のクゼ監督=6日、埼玉スタジアム

試合後の記者会見で苦渋の表情を見せる千葉のクゼ監督=6日、埼玉スタジアム

 Jリーグ1部(J1)で最下位に沈む千葉が7日、ヨジップ・クゼ監督(55)の解任を発表した。シーズンの約3分の1の11試合を消化して、2分け9敗で勝ち点はわずか2。残留圏内の15位新潟とは既に勝ち点10差という苦境に追い込まれ、クラブはショック療法に出た。

 主力選手の大量移籍で、開幕前から厳しい戦いが予想されていた。クラブ側は1月にアマル・オシム監督から引き継いだクゼ監督のスタイル確立を待ったが、攻守ともに連係はかみ合わないままで「浦和戦(6日)を見て、これは何かしないといけないと思った」(昼田チーム統括本部長)。6月の中断期間まで2試合というタイミングで決断した。

 クラブは新監督を9日までに発表する運びで、外部から招聘(しょうへい)する場合は、リバプール(イングランド)のコーチらの名前が挙がっているもよう。ただ、京都戦が10日に迫っているため、内部から霜田、越後両コーチが昇格する可能性もある。

 チームのまとめ役である坂本は「新しい監督が来たからといって勝てるかといったら、そんなに甘いものじゃない。選手も意識改革をしないと」と危機感を募らせる。古河電工を前身とし、日本リーグ時代を含めて2部降格の経験がない伝統クラブの巻き返しはなるか。