2008年04月06日 更新

山口裕子が7年ぶり優勝! 国内女子ゴルフ最終日

7年ぶりに優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる山口裕子=撮影・北野浩之

7年ぶりに優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる山口裕子=撮影・北野浩之

 ヤマハ・レディース葛城最終日(6日、静岡・葛城GC=6523ヤード、パー72)プロ9年目、32歳の山口裕子が、77とスコアを崩しながらも初日からの首位を守り、通算1オーバー、217で優勝、賞金1440万円を獲得した。ツアー制覇は7年ぶりで通算2勝目。

 2位は2打差で上原彩子と辛ヒョンジュ(韓国)。さらに2打差の4位は福嶋晃子、中田美枝、李知姫(韓国)だった。アマチュアで京都学園高(京都)を卒業したばかりの18歳、森田理香子が通算7オーバーで7位と健闘した。

◆山口裕子

 「後半乱れて苦しい展開になってしまった。優勝を意識していたわけではないが、しびれてしまったかも…。7年前の初優勝よりはるかにうれしいです。今夜は好きなお酒を飲みます」

★7年より長かった9ホール

 熱い涙がこみあげた。「ここで勝たなければもう勝てない」と、心に決めて臨んだ最終日。山口は「7年前の優勝よりはるかにうれしい」と声を詰まらせた。

 苦しんだ7年間よりも「もっと長くつらかった」という後半の9ホール。前半を終わって2位に5打差をつけていた。「どうして…」。下半身が動かなくなった。ショットが乱れた。10、12番と第1打をバンカーと池に入れてともにダブルボギー。さらにボギー二つ。だが、追ってくる福嶋も上原も同じように崩れていった。

 このオフにグアム、宮崎と温暖の地での合宿が奏功した。「7年間で若い選手がたくさん出てきた。それを刺激に頑張った」という。「35歳が辞める潮時」と言ってきた32歳が「もう少し長くやる」と、笑顔で撤回だ。

★森田、飛距離でプロ圧倒

 「大満足です」と、18歳の森田が笑顔でベストアマに輝いた。最終ラウンドはアンダーパーで回った選手が1人だけ。2バーディー、4ボギーにまとめての7位は堂々たる成績だった。

 身長164センチ、ドライバーの平均飛距離は265ヤードを誇る。「ショットが曲がらなかったのが、良いスコアにつながった」とうれしそうだった。

◆福嶋晃子(三つのダブルボギーが響いて4位)

 「いやー、難しいコース。山口さんも崩れたけど自分の調子も悪かったので優勝は無理だった」

◆上原彩子(75で2位)

 「18番でバーディーが取れれば、まだチャンスがあるかなと思ったけど駄目でした」