2008年04月01日 更新
カブス・福留、地元ファンの期待に応えた3ラン!

ブルワーズとの開幕戦の9回、同点の3点本塁打を放ち、ファンの声援に応えるカブス・福留孝介外野手=31日、リグリー・フィールド(共同)
3点を追う九回無死一、二塁。本塁打で同点の場面で、デビュー戦で既に2安打の福留が打席に向かった。勝利を信じるファンが総立ちで迎える。カウント1−3からの5球目はコースの甘い直球。完ぺきなタイミングでたたいた打球は、中堅右のスタンドに飛び込む3ラン。背番号「1」の鮮烈なデビューに拍手がいつまでも鳴りやまず、地元ファンの“カーテンコール”に応えた。
雨で試合開始が40分遅れた。三回途中にも中断したが、福留は「そういうものだと思って準備していた」と集中を切らさなかった。1打席目は初球を中越え二塁打。四球を挟み七回にも初球を中前打した。「フクドメ・コール」を受けての打席に「うれしかった」。地元ファンに受け入れられた声援を素直に喜んだ。
オープン戦の打率が2割7分。シーズン直前には、打撃が完ぺきでないと認めていたが「(足りない部分が)開幕戦で、はまるかもしれない」とも話していた。福留は「日本でやったことと変えたことはない。やってきたことしかできない。それができた一日だった」と振り返った。
ただ、チームは1点差の敗戦。「やっぱりチームが勝たないと意味がなくなってしまう」と、会見で笑みは見せなかった。4800万ドルで請われたのは、100年ぶりのワールドシリーズ制覇のため。福留はデビュー戦の活躍では浮かれない、頼もしい新人だった。(共同)
★ソリアーノも絶賛
デビュー戦で一人気を吐いた福留に、チームメートで元広島のソリアーノは「信じられない。彼は最高に幸せだろう」と賛辞を惜しまなかった。
主軸のラミレスは「福留はベテランだから、やるべきことは分かっているはずだけど、環境が違う。だから結果を出すことは大変なのに」といきなりの1号3ランに感心しきりだった。(共同)







