2008年03月28日 更新

巨人、元気なく黒星発進…拙守で全体のリズムが乱れる

開幕戦を落とし、うつむきながらグランドを後にする巨人・原辰徳監督=神宮(撮影・春名中)

開幕戦を落とし、うつむきながらグランドを後にする巨人・原辰徳監督=神宮(撮影・春名中)

 (セ・リーグ、ヤクルト6−2巨人、1回戦、ヤクルト1勝、28日、神宮)強力打線ゆえに目をつぶらなければいけないのか、守備の不安がもろに出た。リーグ連覇、日本一奪回に向けた巨人の第一歩は黒星発進となった。

 先発は9年目で初の開幕投手となった高橋尚。「いい緊張感で、調子自体は悪くなかった」と振り返るが、二回、バックに足を引っ張られる。

 一死二、三塁で打者は飯原。内角直球で力ない飛球を打たせたが、後退しながら追った一塁手の李承ヨプが転倒し、同点の適時二塁打とされた。これでリズムが狂った。その後四球を挟み、内野ゴロと2連続適時打で計4失点。4回5失点でKOされた高橋尚は「(不運は)仕方ない」と話したが、ほろ苦い結果となった。

 時折雨が降る悪条件だったにせよ、19歳で先発に起用された坂本も守備面で判断ミスを連発した。守備のリズムの悪さは打線にも影響したのか、連打はたった一度で2得点に終わった。原監督は「高橋尚は彼のペースで投げられなかった。打線は粘っこくいっているし、また落ち着いていけるでしょう」と前向きに話したが、表情は晴れなかった。