2008年03月27日 更新
ベッカム、代表100試合出場も…イングランドは敗れる

フランスとの国際親善試合で代表100試合出場となったイングランドのベッカム=サンドニ(AP)
サッカーの国際親善試合は26日、サンドニ(フランス)などで行われ、敵地でフランスと対戦したイングランドは元主将のMFベッカムが先発して後半途中で交代するまでプレーし、同代表では史上5人目となる100試合出場を果たした。試合はフランスが1−0で勝った。
2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会覇者のイタリアはアウェーでスペインに0−1で敗れた。ロンドンでスウェーデンと対戦したブラジルは、代表デビューしたACミラン(イタリア)の新鋭FWパトが決勝点を決めて1−0で勝った。(共同)
★健在ベッカム、大台で貫録 「まだやれる」と手応え
背番号7がCKをけるたびに、超満員となったフランス競技場のあちこちでフラッシュが光った。代表デビューから11年半で栄えある100試合目に到達したベッカムは「感激の涙をこらえるのに苦労した」と顔を紅潮させた。
右MFで先発し、精力的に動いた。初めのプレーは、ガッツあふれるタックル。代名詞となった右足から繰り出す絶妙なクロスばかりでなく、誰よりも走り、相手に食らい付く泥臭さも特長であることを再認識させた。
前半14分、ゴール前で左クロスに滑り込んだ。わずかに足が届かなかったが、身体能力の高い相手DFたちと互角に競った。70メートルのロングパスを足元にぴたり合わせるキックも健在だった。
ともに1966年W杯優勝の立役者だったムーアとB・チャールトンら、過去に100試合出場を達成した4選手は今でも敬意をもって語り継がれる。この日、仲間に歩み寄って励ます場面が多かったベッカムも、ピッチ上で貫録を漂わせた。
「まだ代表でも十分やれることを証明したと思う」と手応えを口にした32歳に、101試合目はあるのか。カペロ監督は「よく動いていた。最後までプレーさせてもよかった」と期待を抱かせた。(共同)
★ブラジルのパト、期待通りに力発揮
ブラジルは18歳の逸材パトが、初出場をゴールで飾った。後半27分、右から突破し、フワリとGKの頭上を越えるシュートを決めた。
「王様」ペレが17歳の若さでブラジルを優勝に導いた1958年W杯の決勝の相手もスウェーデンだった。パトは試合前からペレと比較されて重圧はあったはずだが、押しつぶされず期待通りに力を発揮した。(共同)






