2008年05月04日 更新
首位争いに殴り込み!FC東京、梶山弾で3年ぶり2位浮上

長女の誕生を祝う先制弾を決めた梶山は、歓喜のゆりかごダンス(左から赤嶺、梶山、カボレ、栗沢)(撮影・斎藤浩一)
J1第10節第1日(3日、大宮0−3FC東京、NACK5ほか=9試合)FC東京がU−23日本代表候補MF梶山陽平(22)の先制弾などで大宮に3−0と完勝。上位につけていた名古屋、鹿島が敗れたため、2位に浮上した。梶山は前日の長女誕生をみずから祝った。
◇
待ちに待った娘の誕生を、みずから祝った。前半15分、梶山がDF藤山の右クロスを頭で合わせる先制ゴールだ。直後には仲間と並んで両手を左右に揺らし、歓喜の「ゆりかごダンス」を披露。普段はクールな男が、満面の笑みで喜びを爆発させた。
「イメージした通りにできた。ポストに当たるかなと思ったけど、入ってよかった」
2日に第1子となる女の子が誕生し、「勝ちたいという気持ちはあった。でも自分のプレーをしっかりしようと思っていた」という。気分は高揚しても、ピッチ上では自分を見失うことがなかった。
今季初ゴールで3−0快勝に導き、「勝ったら教えます」と隠していた名前を「陽奈梨(ひなり)」と、はにかみながら明かすことができた。自身の名前「陽平」から1文字とった大切なまな娘へ届ける、最高の祝福となった。
それだけではない。この日2位の名古屋、3位の鹿島がそろって負けたため、FC東京は05年4月13日以来約3年ぶりとなる2位に浮上。トップ浦和とは得失点差で及ばなかったものの、勝ち点20で並び、首位を照準にとらえた。
各世代のジャパン候補をズラリとそろえながらも昨季までは低迷。しかし、今季は「相手に回されても我慢できている」と梶山。この試合も大宮にボールは支配されたが、結果は快勝。中盤の軸として好調なチームを支える。
「きょう決められてラッキー。いい調子で来ている」。今年8月の北京五輪でも中心として活躍が期待される背番号10。愛するわが子も生まれた記念イヤーで、FC東京そして反町ジャパンを引っ張るのは、間違いなくこの男だ。
(高橋かずみ)
■梶山陽平(かじやま・ようへい)
1985(昭和60)年9月24日、東京・江東区生まれ、22歳。FC東京ユースから、04年にトップチームへ昇格。Jリーグ初出場は03年4月の神戸戦、初得点は04年8月の東京V戦。J1今季9試合1得点、同通算108試合9得点(3日現在)。1メートル80、77キロ。
★運動量「持ち味」 長友が初ゴール!
FC東京の日本代表候補DF長友がリーグ戦10戦目で初ゴール。2−0の後半29分、FW平山がゴール前でもたつき、大宮DFがクリアしたボールを右足で弾き返した。「うまくこぼれてきた。(平山は)シュート打てよ、と思ったけど」。消極的なプレーで味方サポーターからブーイングを浴びた平山の“アシスト”があった一発とはいえ、代表の岡田監督もたたえる運動量があってこそ。「あそこまで上がっていくのが自分の持ち味」と、記念弾に胸を張った。
- 首位争いに殴り込み!FC東京、梶山弾で3年ぶり2位浮上
- 川崎・山岸が2アシストで3試合連続逆転勝利に貢献!
- 福西“クラシコ”で移籍後初ゴール!東京Vが宿命対決制す
- 上本も守備に貢献…大分がチーム一丸となって新潟に快勝
- 協会とJリーグ見解受け入れへ…J1大分社長「終止符打つ」
- 初先発GK菅野が好セーブ連発!柏、連敗「2」で止める
- 浦和、阿部の2戦連発弾も痛恨ドロー…辛くも首位キープ
- 大宮、ここ5戦無敗も1カ月ぶりの黒星−FC東京に完敗
- 鹿島・青木、630日ぶりの得点も公式戦で6戦白星なし
- 横浜Mアウェー4連敗…田中裕、痛恨クリアミスで先制点献上
- 巻、執念の強行出場実らず…勝てない千葉10戦白星なし
- 「死ね」発言騒動後初…西村主審が名古屋−G大阪戦で笛
- チームドクター有志、我那覇側に500万円を寄付
- 湘南−岐阜戦でマッチコミッショナー急きょ変更していた
- ビッグ6億円1口…次回繰越金は過去最高額54億円超!
- 俊輔、同点アシスト!セルティック逆転優勝へ望みつなぐ
- フランクフルト・稲本はシュツットガルト戦に後半開始から出場







