2008年04月29日 更新

「獲れるうちに点獲る」浦和・闘莉王、黄金弾連発だ!

ミニゲームで競い合う闘莉王(右)と田中達(撮影・財満朝則)

ミニゲームで競い合う闘莉王(右)と田中達(撮影・財満朝則)

 ボランチ先発が確実な浦和DF田中マルクス闘莉王(27)が、29日の札幌戦(埼玉)で2戦連発を狙う。得点を決めた試合は18勝1分けの“不敗神話男”は今季も絶好調、ここまでチーム最多4得点を決めている。固め打ちでチームを首位に浮上させ、得点ランクトップの座も射止める。

 トップと1点差の得点ランキング5位タイにつける闘莉王が、“ゴールデンゴール”でチームと自身を頂点に導く。

 「前の試合は初めて1試合で2点取ったし、いい風が吹いている。みんなにとって、いいゴールデンウイークになるように頑張ります」

 定位置となったボランチでは、DF時と同じように守備力も魅力だが、それ以上に攻撃面での貢献度が高い。DFの位置よりゴールが近くなったことでフィニッシュに絡む回数が増え、ここまでのシュート数はFW高原(7本)の2倍以上の17本。「攻撃の絡み方とかタイミングが分かってきた」とニヤリ。得点した試合はここ19戦で18勝1分け。ゴールを決めれば限りなく勝利に近づくことができる。

 エンゲルス監督の51歳の誕生日だった26日の京都戦。得意の頭で2得点を決め、24日に27歳になった自分と指揮官のバースデーを祝った。上位2チームの結果次第では首位浮上の可能性もあり、この勢いをそのままに札幌戦に臨むつもりだ。

 目下チーム得点王だが、「もうすぐ後ろに戻ると思う」。発熱とへんとう腺の腫れで離脱中のMF鈴木と右ひざ前十字じん帯損傷で長期欠場しているMFポンテが復帰すれば、お役ご免となる。鈴木は5月17日のG大阪戦での復帰を目指してリハビリを開始しており、闘莉王のボランチ起用は夏までの期間限定となる可能性が高い。

 「獲れるうちに点を獲りたい」

 ゴールデンウイークでの固め打ちを宣言した闘莉王がゴールを量産し、ホームの埼玉をヒートアップさせる。

(千葉友寛)

★永井欠場で達也初先発

 26日の京都戦で右ふくらはぎを打撲した浦和の日本代表候補FW永井が、29日の札幌戦(埼玉)を欠場する。エンゲルス監督は「あしたは出ない。次の次に向けて準備させる」と話し、5月3日の神戸戦(ホムス)での復帰を目指すことを明かした。代役として期待されるFW田中達は、「先発なら全力でバテるまでやる。交代選手もいるから」と今季初先発へ意気込んだ。