2008年04月27日 更新

浦和・高原、Jで1974日ぶりゴール!「仕事できたかな」

移籍後初ゴールを決めた高原(左)。エジミウソンと抱き合って喜ぶ(撮影・森本幸一)

移籍後初ゴールを決めた高原(左)。エジミウソンと抱き合って喜ぶ(撮影・森本幸一)

 J1第8節第1日(26日、京都0−4浦和、西京極)浦和はFW高原直泰(28)が移籍後ゴールを含む2得点をマークするなど、京都に4−0で大勝した。

 苦悩のエースが渾身の一発を決めた。0−0の後半12分、FW永井のパスで高原が前線に抜け出す。GKと交錯したものの、こぼれたボールを拾うと右足で突き刺した。Jリーグでは磐田時代の名古屋戦以来1974日ぶり、公式戦では昨年10月20日のニュルンベルク戦以来189日ぶりのゴール。移籍後初得点を決めた高原は、ゴール裏のサポーターへ駆け寄ると、深々と頭を下げた。

 「サポーターの方は自分のゴールを期待してくれていたし、チームにもゴールが取れなくてずっと迷惑をかけていた。きょうはようやく仕事ができたかな」

 今年1月に加入後、体を作る間もなく合流した日本代表の3試合で精彩を欠いた。右太もも裏を痛めて3月のW杯3次予選・バーレーン戦を欠場。約2年前から抱えていた右ひざの負傷が再発し、21日からの日本代表候補合宿も辞退。それでも気持ちが折れることはなかった。

 「最初のゴールを取るまで大変だったけど、決めれば吹っ切れると思っていた」

 3−0の後半30分には、MF梅崎の左CKが右足に当たって入る幸運なゴール。視察した日本代表の岡田監督も「高原? よかったんじゃない」と喜んだ。

 「ようやくスタート地点に立った。これがすべてじゃない」

 期待の大砲が復活し、浦和が更なる上昇気流に乗る。

(千葉友寛)