2008年04月23日 更新
ケガから復活の中村北斗、反町日本を知る男がアピール2発!

1年5カ月ぶりの反町ジャパンとなる中村北斗。「右サイド」を奪い返す(撮影・大橋純人)
U−23日本代表候補合宿(22日、埼玉県内)06年11月以来1年5カ月ぶりに招集されたMF中村北斗(22)=福岡=が、練習で復活をアピールした。度重なる右ひざの故障に苦しんできたが、反町ジャパン結成当初は右サイドの定位置に最も近かった男。この世代の同位置はDF内田篤人(20)=鹿島=らA代表経験者がそろう激戦区だが、代表入り&レギュラー奪回を狙う。
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右サイドの“本命”が、反町ジャパンに帰ってきた。12人対12人の変則ゲーム形式の練習で、中村北斗が2ゴールなど奮闘。1年5カ月前と同様、素早く、そして激しくピッチを行き来した。
「久々に来たので、思い切りプレーしている」
ジャパンの練習着がよく似合う。ユース世代から代表歴を重ね、反町ジャパン結成当初の4戦中3戦に先発。1メートル67と上背はないが、がっしりした体格でフィジカルの強さと豊富な運動量は世代随一。レギュラーとして五輪イヤーを迎えていても、おかしくなかった。
だが06年11月の韓国戦で右ひざ前十字じん帯損傷の重傷を負うなどして長期離脱。五輪予選は「悔しい思いをしながら見ていた」という北斗。自分が不在の間、タイプの違いこそあれ、右サイドには続々と人材が登場した。水野(セルティック)、内田(鹿島)、長友(FC東京)と、そろってA代表にも呼ばれている“強敵”だ。一方北斗は今季本格復帰したばかり。それでも反町監督が、国内組最終選考の場となる今合宿に招集したのは、期待の表れだ。
五輪1次リーグ同組のオランダと対戦した05年世界ユースで先発。マークしたFWクインシーにちぎられた。今回は、対峙する左サイドのMFドレンテ(Rマドリード)が要注意選手としてミーティングで紹介された。
「自分の特長の運動量をアピールしたい」
日本の、そして自身の雪辱を果たすため。まずは青いゲームシャツを取り戻す。
(須田雅弘)
■中村北斗(なかむら・ほくと)
1985(昭和60)年7月10日、長崎・諫早市生まれ、22歳。FW平山(FC東京)と同期だった国見高時代にはボランチとして高校選手権など全国大会優勝4度、準優勝2度。04年J2福岡入団。06年のみJ1で通算30試合4得点。兄・隼人はプロ野球の元巨人投手。1メートル67、69キロ。
★AM浦和PM大宮戦、国内組最終選考
最終日の23日は午前に浦和、午後に大宮との練習試合を実施。5月のトゥーロン国際では海外組らも合流予定のため、国内組にとっては、6月中旬の五輪代表メンバー決定に向けた最終選考の場になる。「どちらがAとかBとかでなく、均等に分けてやる」と反町監督。今回のメンバーに残された代表枠は9程度。「浦和とやってみたい。チームへのアピールにもなるし」というMF梅崎(浦和)ら、だれもが背水の陣でピッチに立つ。
★対戦国ビデオいい刺激
午前中にミーティングが行われ、「(北京五輪1次リーグ同組の)3カ国の“イメージビデオ”を見せた」と反町監督。各国約5分ずつ、オランダMFバベル(リバプール)ら中心選手のゴールシーンなど好プレーが立て続けに流された。「すごいシーンばかりだった」とMF本田拓(清水)。大きな刺激が与えられた後の午後の練習では、「全員攻撃、全員守備」(反町監督)による日本らしいサッカーの構築を目指した。







