2008年04月22日 更新

打倒オランダへ“秘策”ある!平山、05年のリベンジ誓う

 U−23日本代表候補合宿(21日、埼玉県内)前日20日の北京五輪1次リーグ組み合わせ抽選会で日本がオランダと同組になったことに、U−23日本代表候補FW平山相太(22)=FC東京=が闘志を燃やした。オランダリーグ所属経験もある平山は、オランダの“弱点”も指摘。この日、埼玉県内で候補合宿をスタート。平山が宣言通り活躍することが、オランダ打倒へのキーにもなる。

 同組にオランダ。その国名を聞いて、平山が珍しく冗舌になった。

 「オランダとやりたい。リベンジして、ぜひ勝ちたい。オランダでサッカーやってきてるし」

 05年夏、筑波大を休学してオランダリーグ・ヘラクレスへ移籍。1年目は8得点と健闘も、2年目は戦力構想から外れる形でチームを離れた。ジャパンの一員としても悔しい思いがある。05年6月の世界ユースで開催国オランダと対戦し、自身はヘッド弾を決めたものの、1−2で敗戦。そのスコア以上にたたきのめされた。

 見返したい。平山には日本の仲間たちに伝えたい“秘策”もある。「オランダの特徴は個人が強いこと」と評価する一方で、こう指摘した。

 「オランダ人の弱点は“自分たちが世界で一番”だと思っていること。彼らのサッカーをさせなければ崩れていく」

 名門国のプライドは、逆に弱点にもなる。

 ただ、自身がピッチに立たなくては始まらない。3月のアンゴラ戦メンバーから外され、この候補合宿では代表生き残りへのアピールが不可欠。「がんばりたい」。平山の闘志に、火がついた。

(須田雅弘)

■北京五輪・男子サッカー組み合わせ

▽A組 コートジボワール、アルゼンチン、オーストラリア、セルビア
▽B組 オランダ、ナイジェリア、米国、日本
▽C組 中国、ニュージーランド、ブラジル、ベルギー
▽D組 韓国、カメルーン、ホンジュラス、イタリア

★「義理人情なし」反町監督、全選手見直し明言

 ACL出場の鹿島やG大阪、海外組を除くメンバーにとっては、この合宿が五輪代表生き残りへの最終局面。前夜の組み合わせ抽選会から午前に帰国、夕方からの練習を指揮した反町監督は「日本で選考を含めてやる合宿は最後。だれでも呼んだからにはフラットに見る。今まで呼んできたから義理人情で(選ぶ)ということはない」。常連組も、大竹ら初招集組も関係なく、改めて全選手を見つめ直すことを明言した。

★追加招集で18歳大抜擢!大竹「緊張しない」

 この日、追加招集が発表されたMF大竹(FC東京)も元気に参加。この日朝に連絡を受けたといい、戸惑いは隠せなかったが、「緊張はしません」とキッパリ。「ムービングフットボール? チームと似ていてやりやすいかなとは思う。実感はまだないが、サッカーに年上や年下は関係ないし、チャンスだと思う」と最年少18歳は意気込んだ。

★米国監督がコメント

 男子の北京五輪1次リーグで日本、オランダ、ナイジェリアと同じB組に入った米国のノワク監督は「非常に難しい組だが、世界トップの16チームが参加する大会だから予想はしていた。目標はまず1次リーグを突破して次のステージに進むこと」とコメントした。国際サッカー連盟(FIFA)が21日、公式サイトに掲載した。