2008年04月21日 更新
浦和・闘莉王、ファンの罵声に逆ギレ!さいたまダービーはドロー

サポーターのブーイングにぶ然とした表情を浮かべた闘莉王(左)
J1第7節最終日(20日、浦和0−0大宮、埼玉スタジアム)闘将が逆ギレ!? 大宮とのさいたまダービーに0−0ドローの浦和は、試合後、日本代表候補MF田中マルクス闘利王(26)が罵声を浴びせた一部サポーターに「本当のサポーターじゃない」と怒りをあらわにした。
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浦和にとって後味の悪さが残ったさいたまダービーとなった。90分間、相手に主導権を握られたまま、0−0ドロー。スタンドからはため息ともに、ブーイングも聞かれた。
試合後には、ゴール裏の一部サポーターからの罵声に、表情を変えた闘莉王がスタンドに近づこうとして、チームメートに止められる一幕も。
「僕らは一生懸命やっているのに、あんなことを言うなんて本当のサポーターじゃない」と、闘莉王は報道陣の前で“逆ギレ”状態だった。
ボランチで先発した闘莉王が「前に出すぎたらやられると思った」と話したように、大宮のカウンターを恐れるあまり、前線の3人が孤立。何人もが連動する攻撃が出せず、シュート数は大宮より5本少ない8本。エンゲルス監督は「満足できない。疲れも見え、動き出しや切り替えが遅かった」と苦言を呈した。
期待のFW高原も沈黙が続く。前半39分にドリブルで2人をかわして左足ミドルシュート。相手GKに阻まれるも、ブンデスリーガ仕込みの片鱗を披露した。だが囲まれてボールを失う場面も目立ち、「簡単なミスが多かった。少しのことでチームの歯車が狂ってくる。細かいところをきっちり詰めていきたい」。
そんな高原について指揮官は「先発で出場し続ければ安心するし、メンタル的に落ち着く」と辛抱の起用であることを明かした上で、「これからはどうなるか分からない」と今後の先発起用を明言しなかった。負傷離脱していたFW田中達が後半14分から途中出場するなど、高原にとって厳しい状況は続く。
前節に14連勝中だった鹿島を止めた勝負強さが見られず、連勝も4でストップした浦和。アジア王者が勢いに乗り切れない。
(千葉友寛)
★大宮、シュート13本も…
決定機を何度も作った大宮は浦和の8本を上回る13本のシュートを放ちながら、0−0ドロー。樋口監督は「浦和は(後ろ)7人と(前)3人の分業制のような形で、カウンター狙いの印象だった。(さいたま)ダービーで勝ちたかった」と残念がった。昨年15位でなんとか残留したチームを春から指揮し、現在7位。「試合は支配できた。でもスピードや精度を高めて決めないと…」と、FWデニスマルケスらへの課題を口にした。
★岡田監督が視察
日本代表の岡田監督が浦和−大宮戦を視察。前日19日に発表したDF高木(清水)の追加招集について、「もともと呼ぼうとしていたけど、腰を痛めていたので様子をみていた。昨日の試合が終わって大丈夫だったということで呼んだ」と理由を明かした。「これからはオレのやり方でやる」という脱オシム発言後、初となる日本代表候補合宿は21日から千葉県内で行われる。
★鈴木が発熱で代表辞退へ
大宮戦を欠場した浦和の日本代表候補MF鈴木が21日からの同合宿を辞退することが20日、決定的となった。38度の発熱のため、17日から練習を休んでいる鈴木について、浦和の中村GMは「へんとう腺が腫れていて熱も下がっていない。練習もしていないし、合宿には行けないと思う」と話した。21日朝の状態を確認して最終判断を下すという。







