2008年04月19日 更新

平山選ばれた!アンゴラ戦予選落ちから北京へ再びサバイバル

雨中の練習で派手にずっこける平山(左下)。サバイバルレースで転ぶわけにはいかないぞ!(撮影・財満朝則)

雨中の練習で派手にずっこける平山(左下)。サバイバルレースで転ぶわけにはいかないぞ!(撮影・財満朝則)

 日本サッカー協会は18日、北京五輪を控えるU−23日本代表候補26人を発表。先月27日のアンゴラ戦で代表落ちしたFW平山相太(22)=FC東京=が復帰を果たした。しかし五輪の最終登録枠18人には、このメンバーから9人程度しか入れない見込み。平山はエース復権どころか、代表生き残りに向けた猛アピールが、まだまだ必要になる。チームは埼玉県内で21日から23日まで合宿を行う。

 U−23日本代表候補復帰にも笑顔はない。19日のJリーグ川崎戦(味スタ)に向けて調整を終えたFW平山が、北京五輪出場への生き残りについて不安をあらわにした。

 「危機感? ありますね。でもチャンスをいただいたので頑張るしかない。(北京五輪1次リーグの組み合わせが20日に決定)対戦したい国? 自分にその質問はまだ早い」と、目の前の試合と合宿だけに集中した。

 猛アピールが必要となる。2月の米国遠征には選ばれたが、3月27日の国際親善試合・アンゴラ戦(国立)は「まだひと皮むけてきてない」(反町監督)と悪夢のメンバー外。“力不足”の烙印(らくいん)を押され、北京切符が微妙になった。

 17日のナビスコ杯・磐田戦(味スタ)も反町監督が視察する中、先発出場したが無得点。「平山? 相太は相太だ」と同監督も評価を避けた。

 それだけに「選ばれてホッとした」(平山)とはホンネだが、本当の戦いはこれから。今回のメンバー26人のうち、北京に降り立てるのは9人程度。過酷なサバイバルレースはピークを迎える。

 合宿では、浦和や大宮との練習試合が組まれており、平山は「自分の特長を出してアピールの場にしたい。ゴールはもちろん、ほかの仕事もできれば」と、1メートル90の長身を生かしたプレーで勝負をかける覚悟だ。

 エース番号9をつかみ取るため、平山がライバルたちとの真剣勝負に挑む。

(宇賀神隆)

★チームの名にかけて、田中裕「出ないと」

 アンゴラ戦に続き選出のDF田中裕(横浜M)は「マリノスというビッグクラブから(五輪に)1人は出ないといけない」と生き残りを誓った。A代表のDF中沢、栗原に続き、3バック全員が“同時選出”。チームにはマイナス面もあるが、桑原監督は「選ばれるのはうれしいこと」と歓迎。田中裕は「DFラインを組む2人が選ばれて、自分も頑張らないとと思う」と気を引き締めた。

(みなとみらい)