2008年04月10日 更新

ルーカスが決めた!G大阪、乱打戦制し敵地で勝ち点3

終了間際に決勝ゴールを決めたルーカス(中央)は雄叫び(共同)

終了間際に決勝ゴールを決めたルーカス(中央)は雄叫び(共同)

 アジア・チャンピオンズリーグ1次L第3節(9日、メルボルン)G組のJ1G大阪はメルボルン(豪州)に4−3で競り勝ち、勝ち点7で同組首位に立った。

 誰一人としてあきらめていなかった。3−3で迎えた後半44分、左サイドを突破したDF安田理からのクロスに、FWルーカスが頭で合わせる。起死回生の一発。完全アウェーの南半球で、G大阪が“らしく”勝ち点3をもぎ取った。

 「大事な試合だったので結果を出せてよかった。ミチ(安田)が良いボールを上げてくれた」

 来日5年目。流ちょうな日本語を操る優良助っ人は、自慢げに胸を張った。5日の清水戦で右すね打撲。今季初のベンチスタートも、「後半に出番が来るのは分かっていた」と後半開始から出場すると、負傷を感じさせないプレーを披露した。

 「ドローは考えてなかった。勝ち切れる自信があった」と西野監督。収容5万人を超える巨大スタジアム。試合前から“オージー”たちの歌声が、地鳴りのように響き渡る。今季初めて守備的な3−5−2布陣でのスタートも、相手の勢いに飲み込まれた。開始4分で失点すると、計3失点。だが、「最後は気持ちの勝負ですね」とMF遠藤。あきらめることなく攻め続けて、計4得点。西野監督も「失点より得点を評価したい」。G組1位に躍り出たG大阪。あとはこのまま突き進むだけだ。

(メルボルン=三和直樹)

 

◆G大阪の日本代表DF安田理

「よかった。マジで。ルーカスがよく決めてくれた。負けてたら(日本に)帰れなかったです」

◆DF山口

「立ち上がりに混乱した。(後半に)4バックにして理想的に試合を進められた。内容的にはよくないけど結果が出てよかった」

◆メルボルン・メリック監督

「われわれもよく戦ったが、最終的な違いは選手の質。G大阪にはたくさんの代表選手と素晴らしいブラジル人選手がいた。選手層の差が結果に表れた」


■アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)

 アジア最強クラブを決める大会。アジア・クラブ選手権、アジア・カップウイナーズ杯を統合して03年にスタート。各国のリーグ戦とカップ戦の王者が出場。1次リーグ、決勝トーナメントともにホーム&アウェー。1次リーグは28チームが4チームずつ7組に分かれ、各組1位が進出する決勝トーナメントは昨季王者の浦和を加えた計8チームで争われる。優勝チームはクラブW杯出場権を獲得する。