2008年04月08日 更新

体格差関係ねぇ!中田フル出場で攻守に貢献、バーゼル連覇!

連覇に歓喜のバーゼル。中田(前列右端)も満面の笑み(ロイター)

連覇に歓喜のバーゼル。中田(前列右端)も満面の笑み(ロイター)

 スイス杯決勝(6日、スイス・バーゼル)DF中田浩二(28)の所属する1部リーグのバーゼルは2部のベリンツォナに4−1で快勝し、2連覇を果たした。中田は左サイドバックでフル出場。守備では相手の長身FWを体を張って防いだほか、積極的に攻撃にも参加し正確なセンタリングで惜しいシュートを引き出す場面もあった。

 ほぼ満員に埋まった本拠地での2連覇。その瞬間、チームメートに飛びつくなど、中田が昨季以上に喜びを爆発させた。

 この日の決勝でも安定した守備を披露した。相手のベリンツォナはともに長身で個人技もあるブラジル人とカメルーン人の両FWが攻撃の軸。中田はヘディングの競り合いで勝つなど体格の差を感じさせず、読みの鋭いインターセプトも披露。攻撃にも積極的に参加した。

 「こっち(欧州)で身体能力の差を埋めようとずっとやってきて、今は形になった。ボールを取るタイミングもつかんだ」

 欧州4年目の今季は2月上旬にろっ骨を折り、1カ月以上戦列を離れた。その間にチームはUEFA杯で敗退。「そういうレベルの試合は出たかった。でもけがした自分が悪い」と、気持ちを切り替えて国内のリーグ、カップ戦2冠に力を注いだ。

 「監督も、けがから復帰したときにすぐ使ってくれた。信頼と期待に応えたかった」と胸を張った。

 来季はJリーグの古巣鹿島への復帰が有力視されているが、「今は考えていない」。次の目標となるリーグ戦の終盤での活躍を誓った。