2008年04月03日 更新

闘莉王2度目ボランチ出場で躍動!浦和が清水に逆転勝ち

後半には惜しいヘディングシュートも放った闘莉王(左)。チームを2連勝に導いた

後半には惜しいヘディングシュートも放った闘莉王(左)。チームを2連勝に導いた

 J1第4節(2日、清水1−2浦和、日本平)浦和は2戦連続ボランチに入ったMF田中マルクス闘莉王(26)の活躍などで清水に2−1逆転勝ち。

 アウェーの日本平に闘将の叫び声がこだまする。MF闘莉王が主将としてチームを2−1逆転勝利に導いた。

 立ち上がりに先制点を奪われた序盤は前にいきすぎてバランスを崩した。だがポジショニングを修正してゲームメークに専念すると、チームにリズムが戻る。後半からは途中交代したMF山田からキャプテンマークを受け取る。中盤でボールを跳ね返すだけではなく、決定的なシュートを3本も放つなど、プロ2度目のボランチ出場とは思えない存在感を発揮。今季初の主将として、05年7月3日の新潟戦以来となる後半での逆転勝利を演出した。

 「きょうの方がやりやすかった。ボールに触る回数も増えて、起点になれた。慣れですね」

 今季は開幕から公式戦4試合、白星がなかった浦和だが、復帰した闘莉王がボランチ起用された2試合で2連勝。エンゲルス監督も「闘莉王は仕事ができていた」と評価した。

 この日は右太もも裏の筋挫傷で離脱していたFW高原がベンチメンバー入り。左ひざ裏痛の日本代表MF鈴木も3日から静岡合宿に合流予定。5日の磐田戦(静岡)はベストメンバーがそろう。

 「これから取り返さないといけないから」と闘莉王。満足感はない。浦和が闘将とともに上昇気流に乗る。

(千葉友寛)

◆2連勝に浦和・エンゲルス監督

「試合の入り方が遅かった。後半の立ち上がりからパス回しが速くなり、リズムが良くなった。いい試合ができた」

◆後半、スパイクを履き替えて決勝弾を決めた浦和FWエジミウソン

「試合に向けていい準備ができた。ゴールが勝利につながったことが重要」

◆途中出場で同点弾を演出した浦和のU−23日本代表MF梅崎

「ただ出ただけじゃ意味がない。結果を出したかったからよかった」

★清水、開幕からホーム勝ち星なし…「長谷川辞めろ」コールも

 逆転負けの清水は、3年ぶりに開幕からホーム3戦勝ちなしで14位に転落。前半10分、MF藤本が鮮やかループ弾で先制するも後が続かず。「決めるときに決められない。昨年の強さが戻ってない」と長谷川監督。藤本も「もう1点の勢いはなかった」。試合後にはサポーターから「長谷川辞めろ」コールも出た。