2008年03月28日 更新
反町監督、岡田ジャパンの反省生かした好ゲームにホクホク顔
国際親善試合(27日、U−23日本1−1アンゴラ、国立競技場)五輪イヤー国内初戦での善戦に、反町監督はホクホク顔だった。
「花見にも行かずに国立に足を運んでくれたサポーターに感謝しています」と切り出すと、続けて「対等以上に戦えたことは非常にうれしい」「ほとんどの時間帯で主導権を握れた」など、アフリカ選手権8強のアンゴラA代表との好ゲームを素直に喜んだ。
前夜の“先輩”の姿がひとつの参考になった。岡田ジャパンのバーレーン戦を選手らとテレビ観戦。危険なミドル弾に「寄せないから打たれるんだ」などと1つ1つ指摘する監督の言葉に、MF長友も「先制されてから焦っても大きな大会ではもう遅い」。“人のふり見て我がふり直せ”を実践した形だ。
さらに反町監督は本大会で3つある24歳以上のオーバーエージ(OA)枠について「きょう見ても分かるように、かなりの選手が一線でできる力を持っている。自信を持ってU−23の選手を選べるよう期待している」とOA不要の可能性すら示唆した。
「オシムさんは相談役」と指揮官が話す通り、A代表とは対照的に『考えて走る』オシム流を継承する反町ジャパン。1万2718人のスタンドは寂しかった。しかし、そのピッチでは確かな成果が示されようとしている。
(志田健)
■ドローVTR
日本は好機を生かし切れずに引き分けた。後半8分、スローインからの長友のクロスに、走り込んだ豊田が左足で合わせ先制。その後もチャンスはあったが、ラストパスやシュートの正確さを欠いた。伊野波を中心とした守備は高い集中力を保っていたが後半31分、ロングボールを生かした相手の力強い速攻に対応しきれず、追いつかれた。
★トゥーロン国際で欧州組招集へ
反町ジャパンの次なる戦いの地はフランス。欧州、南米、アフリカなど世界の強豪8カ国が顔をそろえるトゥーロン国際大会(5月20−29日)に出場する。
同大会は前回までU−21(21歳以下)が対象だったが、今回からU−23に制限が引き上げられ、五輪前哨戦としての意味合いが濃い大会となる。反町監督は「欧州遠征ではある程度固めたい」としており、五輪本大会を想定したベスト布陣が組まれる。
そこで注目されるのがFW森本(カターニア)の初招集と、MF本田圭(VVVフェンロ)、MF水野(セルティック)の欧州組の招集。アジア以外では米国、グアテマラ、ボツワナしか戦った経験がない反町ジャパンにとって、ベストメンバーでの貴重な経験の場となる。
また、同大会後は6月5日まで欧州に留まり、北京五輪優勝候補アルゼンチンなどとの親善試合も計画されている。








◆アンゴラ・ゴンサルベス監督
「日本はスピードがありダイナミックだった。難しい試合だったが、幸運にも引き分けて満足している。日本は五輪でも好結果を残せるのではないか」