2008年03月24日 更新

浦和、3得点でも勝てない…後半追いつかれ無念のドロー!

ハットトリックをきめたエジミウソン。それでも浦和は勝てなかった…(撮影・森本幸一)

ハットトリックをきめたエジミウソン。それでも浦和は勝てなかった…(撮影・森本幸一)

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第2節(23日、京都3−3浦和、西京極陸上競技場)アジア王者、またも勝てず−。A組の浦和はFWエジミウソン(25)がハットトリックしたが追いつかれ、京都に3−3ドロー。リーグ戦を含めて今季公式戦4試合で1分け3敗。

 小粒の雨が降り注ぐ古都に、赤いため息がもれる。追いつかれての3−3ドロー。浦和はまたしても勝利の凱歌を上げられなかった。

 「今年初ポイントで初ゴール。楽観的にみえるかもしれないが、まだステップアップの状態です」

 就任2戦目のエンゲルス監督が険しい表情で語った。Jクラブ相手の公式戦では昨年11月11日の川崎戦以来、8試合ぶりの得点、同18日の清水戦以来の7試合ぶりの勝ち点をマークしたものの、10戦連続で白星から遠ざかっている。

 攻撃陣は復調の兆しを見せた。FWワシントンの後釜として新加入したエジミウソンが前半19分、U−23日本代表MF梅崎の右クロスを右足で合わせて先制。4年連続2ケタ得点の決定力を発揮して、同35、39分とゴールを決め、前半だけでハットトリック。3−1で折り返した。

 だが、問題は守備だ。後半に入り、積極的に攻撃を仕掛ける京都のロングスローやクロスなど高さ狙いの戦術に対応しきれず、2失点。MF相馬が「おれらはチャレンジャー。失うものはないからビビらないで思いっきりやり続けられればよかったけど、2点リードして守る側になった」と話すように、消極的なプレーからミスを連発。エンゲルス監督は「リーダーシップをとったり、落ち着いている選手が少なかった」と指摘した。

 0−1惜敗した20日のナビスコ杯・神戸戦後にフロントを批判したサポーターはこの日も雨のなか声援を送り続けたが、「WE ARE REDS」のコールはなかった。

 次戦は30日、新潟とのリーグ戦(埼玉)。ベストメンバーがそろう予定だが、主将のMF山田は「新潟戦は代表選手が帰ってくるけど、またチームとして再確認することがある。これからも大変です」と不安を口にする。アジア王者が失った自信を取り戻すには、勝つことしかない。

(千葉友寛)

★オジェック解任騒動VTR

 2季目を迎えたオジェック監督は、Jリーグ開幕から2連敗。浦和は16日、同監督の解任とエンゲルス新監督の就任を発表した。新監督初戦となった20日のナビスコ杯・神戸戦でも0−1惜敗。試合後、サポーター約4000人がオジェック監督解任の説明を求めてスタンドに居残り。藤口社長、中村GMが説明する騒ぎになった。