2008年03月24日 更新

岡田ジャパン、日本米“おにぎり”が選手を強力サポート!

試合球で練習する遠藤。本番までになれるしかない

試合球で練習する遠藤。本番までになれるしかない

 日本代表・W杯アジア3次予選直前合宿(23日、ドバイ)26日の南アフリカW杯アジア3次予選第2戦・バーレーン戦(マナマ)試合前の日本代表ロッカー室に、日本から持ち込んだ日本米で作る「おにぎり」が用意されることが23日、分かった。今予選初のアウェー戦を戦う選手たちに、強力なパワーが与えられる。

(ペン・須田雅弘、恵濃大輔 カメラ・財満朝則)

 酷暑、劣悪なピッチ、ホーム有利のレフェリング…。さまざまなアウェーの苦境が予測されるバーレーン戦だが、選手の胃袋には心強いサポートが施される。試合会場のロッカー室に、日本米のおにぎりが並べられる。

 日本協会スタッフによると、今遠征には日本米や納豆、漬物、ふりかけなどの日本の食材を持参。選手は朝と昼は宿泊ホテルの通常メニューを食べるが、夕食は日本から帯同した専属シェフの西芳照氏(Jヴィレッジ料理長)が腕を振るった料理を食べている。3食とも西氏の料理にしないのは「すべて日本のものではダメ。現地で用意されたものも食べないと」との岡田監督の意向だという。

 中でも、日本米のごはんは最高のごちそう。DF安田理も「白飯が食べられるのでうれしい」と笑顔を見せている。試合当日は、その日本米でつくったおにぎりでパワーを蓄え、戦場のピッチへ向かう。MLBヤンキースの松井秀喜も試合前、おにぎり2個を食べるのが恒例。異国で戦う日本人にとって、手にとってかじりつくあの感覚と味わいは大きな喜びだ。

 22日夜は西氏も手を休めて全選手、スタッフがドバイ市内の焼き肉店に繰り出し、今遠征初の“決起集会”を実施。士気を高めた。食事は何よりの力の源。おにぎりの力が、苦しいときの「あと一歩」を選手に踏み出させる。

★遠藤ボールに違和感

 MF遠藤(G大阪)は、バーレーン戦の試合球でるアディダス社「ユーロパス」について、「少し重い。ミートするとよく飛ぶボールなんでやりづらい。FKはちょっと難しいかもしれない」と困惑の表情を浮かべた。

 今季のJリーグ使用球である同社「チームガイストII」と特徴は変わらないが、日本国内では一般的に使用されていないモデル。CK、FKを任される遠藤は、この日の非公開練習でも熱心に感触を確かめた。

★初の非公開練習

 23日の練習は18日からの今合宿6日目にして初の非公開。その前日22日の練習後の岡田監督は、バーレーンが1−0で勝った21日のイラン戦(マナマ)について「見たよ。(テレビで)生で」と答えた以外は何も語らなかった。日本出発の17日から毎日1度は報道陣の前で足を止めて対応しており、足を止めなかったのも初めて。いよいよ緊迫感が漂ってきた。