2008年03月22日 更新

稲本のバーレーン戦招集を断念…リーグ戦で右太もも裏肉離れ

 ブンデスリーガ・フランクフルトのMF稲本潤一(28)が21日、右太もも裏肉離れのため、26日の南アフリカW杯アジア3次予選第2戦・バーレーン戦(マナマ)の日本代表から外れることが決まった。岡田武史監督(51)は欧州組で唯一稲本を招集し期待をかけていたが、結局国内組だけで戦うことになった。追加招集はない。

 日本協会などによると、稲本は2−1で勝った20日のリーグ戦・コトブス戦(ホーム)の2日前から右太もも裏の違和感を訴えていたというが、試合に出場。その結果、前半45分だけで自ら申し出て途中交代、症状を悪化させてしまった。ドバイへの移動を予定していた21日午前にフランクフルト市内の病院で精密検査を受け、全治2週間の肉離れと診断されて出発を取りやめた。

 バーレーン戦が行われる敵地マナマは高温多湿で、ピッチも劣悪。相手はファウルも辞さない激しいプレーを仕掛けてくる。そんな予測の上で、岡田監督は稲本を「非常にタフな選手。彼のフィジカルの強さは貴重」と評価し、攻守の切り札的存在と考えていただけにリタイアは痛恨だ。

 岡田ジャパン7戦目にして初の海外組合流が期待された一戦だが、MF中村俊輔(セルティック)らは日程的な難しさで招集を見送り。稲本も離脱したことで、結局は過去6戦同様に国内組だけの戦いを強いられることに。しかし、決戦はもうすぐ迫っている。