2008年03月22日 更新
平山落選!U−23反町監督、ショック療法で復活に期待だ
北京五輪に出場するU−23日本代表の反町康治監督(44)は21日、今月27日のアンゴラ戦(国立)に臨むメンバー18人を発表し、FW平山相太(22)=FC東京=が外れた。決定力不足が叫ばれるFW陣はJ2山形から豊田陽平(22)=山形=を再招集するなど刷新。同監督は平山に“一皮むけろ指令”を出し、ショック療法でエース候補の奮起を促すつもりだ。
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いつものように1人1人、名前を読み上げていく反町監督。その口から、最後まで「平山」の名前は出てこなかった。
「お望み通りの質問でありがとうございます」。平山についての質問に指揮官はニヤリ。「1枚2枚皮がむけた選手がいる中、相太に関しては、まだ1枚むけてきてないのかなと思った。これまで貢献してきてもらったが実力社会。ガムシャラになって、再び呼ばれるという気持ちでやってほしい」と続けた。
欧州クラブ所属時や出場停止などを除けば、過去にほとんどない反町ジャパンでの平山の招集外。しかも、アンゴラA代表との試合は「北京で戦えるメンバーを見つけ出すために、この試合がある」と指揮官も重視する舞台だ。前日20日のナビスコ杯・清水戦では今季1号も決めた平山。2月の米国遠征に続き当確と思われたが、厳しい現実をたたきつけられた。
2次予選では活躍したが、昨年11月の北京五輪最終予選・サウジアラビア戦はベンチ外になるなど尻すぼみ。FC東京でも完全なレギュラーはつかめていない。代わって招集の豊田は同じ長身FW。平山が背負ってきたエース番号9も与えられた。5月のトゥーロン国際大会ではFW森本(カターニア)の初招集も濃厚。Jで相当な活躍がなければ、“フェードアウト”の危険すらある。まさに奮起を促す“ショック療法”を敢行といえる。
決定力不足を解消する新エース候補の登場か、平山の“皮”がむけるか。決断の行方に注目が集まる。
(志田健)
■この日の平山
前日20日のナビスコ杯・清水戦でゴールを決めたFC東京のFW平山は東京・小平市の練習場でクールダウン。代表発表の2時間半前にはクラブハウスを後にした。この日の午前中に反町監督から落選の旨を電話で聞いた城福監督は「もう1回腰を据えて結果を出していくことが大事。人間、何がバネになるかわからないし、自分がレベルアップするために、課題に対して取り組み続けなければいけない」と平山の発奮を期待していた。
★川淵キャプテンから“メダル指令”
日本協会・川淵キャプテンが「メダルを取る前提で(オーバーエージ枠を)考えろと反町には言ってある」と、北京五輪でのメダル獲得を“指令”したことを21日、明かした。本番で3人招集できるオーバーエージ(24歳以上)枠だが「直接話していないから分からないけど、印象からすると呼ばないような感じでいくのかな」とも話した。
★まだ5000枚
アンゴラ戦のチケットが21日現在で約5000枚しか売れていないことが分かった。反町監督はこの日、日本テレビ系の『サッカーアース』に生出演するなど“PR活動”を展開した。
■欧州組は
アンゴラ戦での欧州組招集は、日程的な厳しさもあり見送られ、5月末のトゥーロン国際大会で初招集されることが濃厚となった。反町監督は、MF本田圭(VVVフェンロ)について「一番貢献度が高い」とレギュラーとして活躍する状況を評価。一方で「(今回の代表メンバーは)ほとんど自分のチームで活躍している、活躍し始めている選手。日本でも海外でも同じように考えている」とFW森本、MF水野(セルティック)らに奮起を促した。








◆初招集の札幌・GK佐藤
「自分の力だけでなく、周りの人たちに支えられて選ばれることができたと思うので、支えてくれた人たちに感謝しながら合宿に臨みたい」