2008年03月21日 更新

岡ちゃん玉田にフリー手形!個別面談「ドリブル生かせ」

岡田監督から“フリー手形”を与えられた玉田。期待の現れだ

岡田監督から“フリー手形”を与えられた玉田。期待の現れだ

 日本代表・W杯アジア3次予選直前合宿(20日、ドバイ)日本代表は地元クラブと練習試合。1年9カ月ぶりに招集された玉田圭司(27)=名古屋=も高原直泰(28)=浦和=との2トップで先発出場した。前日には岡田武史監督(51)と個別対談を行い、ピッチ上での「自由」を保障された玉田。W杯アジア3次予選・バーレーン戦(26日、マナマ)では、得意のドリブル突破で勝利に貢献する。

(ペン・須田雅弘、恵濃大輔 カメラ・財満朝則)

 蒸し暑いドバイのピッチで、玉田が躍動した。前半8分、駒野の右クロスをダイレクトでボレーシュート。惜しくもGKに弾かれたが、きっちりと枠を捕らえた一撃。「自由」を手にした喜びを、ピッチで表現した。

 前日19日の昼食後、岡田監督から「チームに合わせないで、自分の特長を出してくれればいい」と告げられた。06年ドイツW杯までは日本代表41試合に出場したが、昨季は代表どころか名古屋でのJリーグ出場14試合と低迷。故障に加え、当時のフェルフォーセン監督に「自由」を奪われたことが最大の悩みだった。

 「去年は難しい年だった。あまりボールを持つな、とりあえずFWは前に抜ければいい、といわれていた」と玉田。ドリブル突破や巧みな個人技は極端に制限され、定位置も奪われた。だが今季はストイコビッチ新監督のもと心機一転、1年9カ月ぶりに日本代表へ復帰。しかも岡田監督がいきなり「自由」を保障したのは、玉田への大きな期待の証だ。長身DFがそろうバーレーンに対し、個の力で突破を図れる男の存在は大きなアクセントとなる。

 「監督には、攻撃のときはリスクを負ってでもやる、ということをいわれた。それは自分としても意識するところ」

 「自由」を手に入れた玉田は、完全復活へと加速する。

★ドバイ合宿へ出発

 日本代表のドバイ合宿へ向け、DF安田理大(20)らG大阪勢、DF内田篤人(19)ら鹿島勢が20日、離日。ともにアジアCL出場のため、代表合流が遅れていた。