2008年03月16日 更新

浦和まさかの開幕連敗!ホームに怒声「オジェックやめろ」

まさかの開幕連敗。試合後、イレブンは険しい表情でサポーターにあいさつ(撮影・浅野直哉)

まさかの開幕連敗。試合後、イレブンは険しい表情でサポーターにあいさつ(撮影・浅野直哉)

 J1第2節第1日(15日、浦和0−2名古屋、埼玉スタジアム)耳をつんざく大ブーイングがオジェック監督と浦和イレブンに容赦なく浴びせられた。

 「オジェックやめろ」「責任を取れ」「やる気あるのか」

 ホーム開幕戦で0−2完敗し、02年以来の開幕2連敗。5万4482大観衆の怒りは、今季2戦目にして、早くも頂点に達していた。

 左太もも肉離れで欠場したDF闘莉王の不在も響き、前半14分に先制点を許す。後半からは、連係に不安の残る日本代表FW高原に代わってFW永井を投入。だがペースをつかみ始めた同23分、ゴール前でGK都築からのボールが相手MF小川に渡る痛恨のパスミスから追加点を献上。オジェック監督が「クリスマスプレゼント」と表現し、都築も「あれが敗因」と認めた凡プレー。MF平川が「自信を失いかけている」と話すように、選手に迷いが漂う。

 藤口社長が「雰囲気を変えるため」とバーベキュー大会開催を進言するほど、アジア王者は重症だ。スタンドから見守った闘莉王が「試合になっていない。うちが弱すぎ。そんな簡単には治らない」と話せば、後半をテレビ観戦した高原も「自分たちの形がない。選手同士で話し合うのもそうだけど、何をすれば効果的なのか分からない」とお手上げ状態。指揮官も「改善すべき一番のポイントは、スピードを上げること。この2連敗をネガティブに考えず、自分たちの強さを信じて前に向かっていきたい」と、スピード以外に具体的な策を挙げることはなかった。

 試合後、中村GMは監督解任について「いまはない」と否定したが、週明けにも直接会談する予定。浦和がこのまま泥沼にはまってしまうのか−。

(千葉友寛)

◆浦和・MF梅崎

「何とかしたかったので残念。サポートが足りない。前に人数が足りなかった」