2008年03月03日 更新

岡ちゃんバーレーン戦準備着々…小倉“特命”コーチ、欧州視察

 【カールスルーエ1日=円賀貴子通信員】日本代表の小倉勉コーチ(41)=写真=が1日、ブンデスリーガ・ウォルフスブルクMF長谷部誠(24)が先発したカールスルーエ戦(アウェー)を現地視察。ボーフムMF小野伸二(28)、フランクフルトMF稲本潤一(28)らの視察も示唆した。26日の南アフリカW杯アジア3次予選、バーレーン戦(アウェー)を前に、欧州で“岡田の目”が光る。

 メーンスタンドに、長谷部のプレーを見つめる見慣れない日本人の姿があった。日本代表の小倉コーチ。オシム前監督の片腕として入閣、岡田ジャパンでもそのままコーチを務めている人物だ。

 「(海外組の)みんな頑張っているんで、どういう調子かというのと見るって感じでした。バーレーン戦の招集? まだちょっと分からない。これから帰って監督に報告して、それで決めることになると思いますけど」

 岡田監督の“特命”を帯びての欧州視察。26日のW杯予選、バーレーン戦での招集には言葉を濁したが、指揮官の狙いはしっかり見えた。

 この日の長谷部は守備的MFで先発。後半28分には同点ゴールの起点となるサイドチェンジのパスも出した。同32分に退いたが、1−3で敗れたこともあり、「きょうはチーム全体的によくなかった。僕的には後半はとくに良くなかった」と反省しきり。「きょうのプレーでは呼んでもらえないとおもう」と否定的な言葉を並べたが…。

 今後、稲本、小野らの視察も示唆した小倉コーチ。W杯予選アウェー初戦となるバーレーン戦へ、岡田ジャパンが万全の状態を整えようとしている。

■小倉勉(おぐら・つとむ)

 1966(昭和41)年7月18日、大阪府出身、41歳。大阪府立摂津高から天理大に進学。卒業後、90年にブレーメンのユース、ジュニアユース監督を務める。Jリーグ発足の93年に帰国し、市原(現千葉)のジュニアユース育成部入り。その後はサテライトやトップチームのコーチを務める傍ら、99年からは日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフを務めた。06年に千葉退団、日本代表に専念している。