ロナウジーニョ、4万人に“ミラン愛”表明

2008.7.19 05:02

 【ローマ17日=坂本万里雄】セリエA・ACミランへの移籍が決まったブラジル代表MFロナウジーニョ(28)が17日、契約書にサインし、移籍手続きが完了した。3年契約で背番号は未定。本拠地サンシーロで行われた入団会見では、約4万人のサポーターを前に、断髪辞さずの“ミラン愛”を表明した。

 ミラン移籍への喜びが“覚悟”を呼び起こした。「このユニホームを着られることが、僕にとって1つの勝利。タイトル獲得に尽力したい」。約4万人のサポーターを集めて行われた入団会見で、意欲を見せたロナウジーニョ。しかし、続く言葉に誰もがどよめいた。

 「髪を切れと命じられれば切るよ。何も問題ない」

 前会長として大きな影響力を持つベルルスコーニ伊首相は、「ミランの選手は身だしなみにも気を使うべき」との哲学を持つ人物。伊メディアは、ロナウジーニョの長髪に物申すことを予想している。サンバを愛し、サーファーの誇りも髪形に込めるだけに抵抗が予想されたが、アッサリしたものだった。

 05年には米大リーグのデーモン外野手がヤンキースの規則に従い、肩まで伸ばしていた髪を切った。06年12月には小笠原内野手が「巨人軍は紳士たれ」という球団訓に従ってトレードマークのヒゲを剃り、髪を切った。ロナウジーニョも従順な姿勢を示した形だ。

 「北京五輪? ブラジルが優勝したことのない大事な大会だから、新しい意欲がわいている」と金メダルも宣言。まずは復活への思いを満天下に知らしめた。

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