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【サッカーコラム】ハリル監督「PKを得るのもひとつのやり方」 勝つためには豊かなアイデアが必要

【サッカーコラム】

ハリル監督「PKを得るのもひとつのやり方」 勝つためには豊かなアイデアが必要

特集:
No Ball, No Life
日本代表のハリルホジッチ監督

日本代表のハリルホジッチ監督【拡大】

 【No Ball,No Life】サッカーでよく語られるマリーシアについて考えてみる。勝負を制するには、ゴールを奪わなければならない。では、ゴールを奪うためにはどうしたら良いか? 守備の視点でみれば、ゴールを奪われないためにはどうしたら良いか? 状況に応じて相手を混乱させるアイデアや対峙(たいじ)する選手の想像を上回る判断や動きが必要で、試合中は有り得ないが、まったく同じ条件のもと、技術力、身体能力などに差がなければ1対1の攻防に勝利するのはより発想力がある側だと考えられる。これは「個」の攻防にとどまらず、「組織」の攻防であっても同様で、有利に立つのはやはりアイデアや発想力がある側になる。

 サッカーにはマリーシアが必要--。外国籍監督、外国籍選手だけではなく、ときには日本人監督や選手たちも長くそう指摘してきた。周知の事実として、日本サッカーは数十年も前からマリーシアに欠ける部分があり、今も変わらずに受け継がれている。

 そして、アイデアの不足と、マリーシアのなさはイコールで結べると考える。マリーシアはサッカー界で“ずる賢さ”として理解されているが、そもそも勝負に勝つことを考えたらさまざまなアイデアが必要で、とくにゴール前の攻防では相手を欺く判断、動きが求められる。かみつく、あからさまなシミュレーションなどは論外だが、空中戦でタイミングをずらす、一歩でも先にボールに到達するべく、早めにボディーコンタクトを仕掛ける。逆に、そのボディーコンタクトを予想して先にポジションを取り、ファウルを誘うなど…。これらは勝つため、ゴールを奪うため、または失点しないためのアイデアだが、一方ではマリーシアだとも受け取れる。

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