2017.10.17 12:00

【サッカーコラム】浦和・槙野、ケルン時代から続く神戸・ポドルスキとの友情 再会でACL制覇へ後押し

【サッカーコラム】

浦和・槙野、ケルン時代から続く神戸・ポドルスキとの友情 再会でACL制覇へ後押し

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No Ball, No Life
浦和・槙野智章 

浦和・槙野智章 【拡大】

 【No Ball、No Life】J1浦和の日本代表DF槙野智章(30)が14日の神戸戦(埼玉)を欠場した。それまでリーグ戦、天皇杯、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、日本代表戦と公式戦が続き、32日間で9試合フル出場していただけに欠場もやむを得なかった。

 前日13日の練習後は、「コンディションは問題ない。連戦でもこの短期間で試合に出場できることは幸せ」と疲れを感じさせず、出場に意欲的だった。試合当日は「昨日はすみません。本当は出場しないことが決まっていたんですが、迷わせてしまって…」と平謝り。“お祭り男”は礼儀正しい男でもある。

 本当は出場したかったに違いない。この試合はただのリーグ戦ではなかった。槙野にとって旧友との初対決のチャンスだった。

 2011年1月、槙野はJ1広島からドイツ1部のFCケルンへ移籍した。ケルンにはドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがいた。輝きを放っていた点取り屋は槙野に目をかけ、面倒を見てくれたという。「すごくお世話になった。サッカー以外でも、おいしいドイツ料理店を教えてくれたり。助けてくれました」と懐かしんだ。

 今年2月の沖縄キャンプで、ポドルスキが神戸へ入団するという一報が流れたとき、「楽しみですね。10月のホーム戦には出てきそうですよね。自分の成長した姿を見せたい」と8カ月後の対決を心待ちにしていた。ポドルスキとの友情はケルン時代から続いていた。

 「今でもメル友です。神戸入団前にも連絡をもらったし、入団後もね。神戸のこと、そして浦和のこと、日本のレフェリーのことなどを話しました。まさかJリーグで対戦することになるとは」

 神戸戦の試合後、槙野はポドルスキと再会。それぞれのユニホームを交換し旧交を温めた。ポドルスキは浦和がACL制覇へ、もう一歩のところまできていることについて、「ぜひ優勝してほしい。それがJリーグのためにもなる」とエールを送った。

 神戸戦から中3日の18日にはACL準決勝第2戦、上海上港戦(埼玉)が行われる。第1戦はアウェーで1-1。アウェーゴールを奪っている浦和が有利という見方もある。勝ち上がれば11月18日と25日にホーム&アウェーで決勝が行われる。「今季の大きな目標の一つだったのが、アジア制覇。ここまできたらなりたい」と槙野。2007年以来、10年ぶり2度目のアジア制覇へ旧友の後押しも受けた30歳が、気合を入れ直す。(宇賀神隆)

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