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【乾坤一筆】ロマン派・ペトロビッチ監督が貫いた 楽しませる「0-0より3-3」

【乾坤一筆】

ロマン派・ペトロビッチ監督が貫いた 楽しませる「0-0より3-3」

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆
ミハイロ・ペトロビッチ監督

ミハイロ・ペトロビッチ監督【拡大】

 ロマンチストとリアリスト。サッカーの監督を大別すると、この2タイプに分かれるという。

 「日常生活でのつらい思いも、サッカーを見たときだけは忘れられる。私は見る人あってのサッカーだと思っている」

 そう言って譲らなかったロマン派の代表格、浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(59)が7月30日に成績不振で解任された。「0-0よりも3-3の引き分けの方が楽しい」というゴール至上主義者。5年半の在任中、守備練習を行わない野心的な指導で、総得点数は常にリーグ上位を記録した。しかし、ここ12試合で27失点と崩れた守備を立て直せず、最後は壮絶に散った。

 賛否両論あるとは思うが、0-0の試合は、やはり退屈だ。リアリストの最たるは、J1最少の人件費で戦う甲府。この4年半、J1残留に成功したものの、0-0の試合がリーグ最多の19度もあり、主力選手の流出や観客動員数の減少傾向が続く。現実と理想のはざまで、難しいかじ取りを迫られている。

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