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人生、愛、金…エジルの流儀とは? “サルの檻”から成功をつかむまで

人生、愛、金…エジルの流儀とは? “サルの檻”から成功をつかむまで

人生、愛、金…エジルの流儀とは? “サルの檻”から成功をつかむまで

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 メスト・エジルのフットボール人生はドイツから始まり、スペインを経由してイングランドへたどり着いた。今やすっかりロンドンに腰を落ちかせる28歳の青年は、ロンドン北部にある“お気に入り”だというレストランで、トルコの伝統的なチューリップ型のグラスを傾けながら『Goal』のインタビューに応じてくれた。

本人が語る、エジル少年の歩み

 「シンプルに言って、ここでの生活はとても気に入っているよ。素晴らしいの一言だね。ロンドンは世界的な街でたくさんのことができるんだ。多くの異文化に囲まれて本当に快適だね」

 インタビュー場所となったトルコレストランは特にお気に入りで、憩いの場になっているという。

 「僕はこのお店の人たちが大好きなんだ。今はもう僕の家族の一部みたいなものさ。ここで出してくれる料理はトルコにルーツを持つ母がいつも作ってくれた料理にとてもよく似ているんだよ」

 「僕は生まれも育ちもドイツだけど、トルコ国籍も持っているし、両親がどちらもトルコ出身なんだ。そのことにとても誇りを持っているよ。フットボールを通じてドイツとトルコの異なる文化について学ぶことができたし、それは人として成長する上でとても大切なことだったと思っている。一つの物事を様々な角度から見ることができるようになったからね」

 エジルはドイツのゲルゼンキルヘンにあるブルムケ=ヒュレンという小さなトルコ人地区で育った。彼の母は掃除婦で、父は工場労働者だった。物には恵まれなかったが、決して不幸な少年時代を過ごしたわけではない。彼は新たに出版された自伝『Gunning for Greatness』の中で、幼少時代を「金網に囲まれたサルの檻でプレーしていた痩せこけた少年」だったと綴っているが、その経験は後にドイツ代表のメンバーとなり、アーセナルで活躍するために非常に重要なものだったのかもしれない。

 「幼少期、僕がフットボールを始めた頃の環境は決して十分なものではなかったよ。 僕たちが“サルの檻”と呼んでいたコートはセメントでできていて、転んだりしたらすぐに出血するような怪我をしてしまうんだ。でもその経験は今の僕にとって必要なことだったのかもしれない。いつも自分より体格のいい年上を相手に狭いスペースでプレーをしていたから、そのためのスキルが自然と身についていったんだ。自分の成長を考えれば貴重な環境だったね」

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