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【サッカーコラム】26年W杯アジア予選、“絶対に負けられない戦い”は予選そのものではなく開催方式を巡る外交

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26年W杯アジア予選、“絶対に負けられない戦い”は予選そのものではなく開催方式を巡る外交

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 9日に行われた国際サッカー連盟(FIFA)の理事会で、出場チームが現行の32から48へと拡大する2026年W杯の大陸別出場枠が決定した。アジアにはストレートイン枠8に加え、プレーオフ出場枠が1つ割り当てられ、最大で9チームの出場が可能となり、現状の4・5から倍増となった。

 日本は初出場だった1998年フランス大会以降、5大会連続でW杯本大会に出場しており、2018年ロシア大会の切符獲得も目前だ。すでにアジアで強豪の地位を築いた日本にとって、最大9にまで本戦出場枠が増えたアジア予選は“ぬるま湯”にも思えるが、予選開催方式次第でアジア予選の難しさは現状維持となる可能性もある。

 真っ先に考えられる不安要素は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で採用されている東西分割案だ。決勝以外は東と西のクラブが対戦しないACL方式では、アウェー戦での移動距離が短くなり、選手の負担が軽減されるという利点がある。だが東西にそれぞれ4枠と割り振られた場合、日本は韓国、豪州、北朝鮮、中国といったW杯出場経験国に加え、タイのように今後のレベルアップが予想される東南アジア勢との戦いで4位以上をキープし続けなければならなくなる。

 日本協会の田嶋幸三会長も「そうすると本当に強い8チームが(本大会に)行くのか分からない」と安易な東西分割開催にはNOを突きつける方針だという。

 共催が認められやすくなったことも、不安材料となり得る。東南アジア4カ国共催で行われた2007年アジア杯は開催国枠が4となったため、本来なら前回大会王者として予選免除となるはずの日本が予選出場を強いられたケースがあった。

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