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【サッカーコラム】香川所属のドルトムントがテロの標的に…ロシアW杯へ向けた不穏な動きを懸念

【サッカーコラム】

香川所属のドルトムントがテロの標的に…ロシアW杯へ向けた不穏な動きを懸念

特集:
No Ball, No Life
香川真司
11日、チームバスの付近で爆発が起きた後、ホテル前に立つドイツのサッカー1部リーグ、ドルトムントの香川真司選手(右)=ドイツ・ドルトムント(ゲッティ=共同)

11日、チームバスの付近で爆発が起きた後、ホテル前に立つドイツのサッカー1部リーグ、ドルトムントの香川真司選手(右)=ドイツ・ドルトムント(ゲッティ=共同)【拡大】

 【No Ball,No Life】たとえどんな理由があろうとも、罪のない一般市民を狙う卑劣な行為は許してはいけない。ドイツ西部のドルトムントで11日夜、日本代表MF香川真司が所属するブンデスリーガ・ドルトムントのバスが3度の爆発に巻き込まれ、スペイン代表DFマルク・バルトラが腕を負傷して病院へ搬送された。現場で犯行声明と思われる手紙を見つけた捜査当局は、イスラム過激派によるテロの可能性を調べている。爆発物には金属片が入れられ、一部が座席に突き刺さっていた。

 国際的なスポーツイベントは繰り返しテロの標的となってきた。1972年ミュンヘン五輪ではパレスチナ武装組織によって、イスラエル選手11人と警官1人が殺害された。96年アトランタ五輪では、元米軍兵士が屋外会場に仕掛けた爆弾によって2人が死亡、100人以上が負傷。2013年ボストンマラソンではゴール付近の爆発で3人が死亡し、300人近い負傷者を出した。

 最近では15年11月のパリ同時多発テロ。男子サッカーの国際親善試合・フランス-ドイツが行われたサンドニのスタジアムで自爆テロが起き、1人が巻き込まれて死亡している。

 幸いサッカー日本代表がテロの標的になった例はないが、記者が取材同行した10年1月のアジア杯予選・イエメン戦(アウェー)は、イエメンの首都サヌアでアルカーイダ系組織のテロの恐れがあるといわれた。

 当時の岡田武史監督が主力を休ませることを決めたことで、メンバーは事実上の「B代表」。テレビ中継もなかった。到着した空港では肩から機関銃を下げた武装警察が周囲を警戒。選手を乗せたバスはパトカーのけたたましいサイレン音の先導を受けた。

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