2017.3.16 12:00

【サッカーコラム】ハリルJが危惧する“中東の洗礼” UAEとのアウェー戦で勝ったことがない日本

【サッカーコラム】

ハリルJが危惧する“中東の洗礼” UAEとのアウェー戦で勝ったことがない日本

特集:
No Ball, No Life
昨年9月にホームでUAEに1-2と敗辱にまみれ頭を抱えるハリルホジッチ監督 

昨年9月にホームでUAEに1-2と敗辱にまみれ頭を抱えるハリルホジッチ監督 【拡大】

 【No Ball、No Life】サッカーの日本代表は今月23日、ロシアW杯アジア最終予選でアジア首長国連邦(UAE)と対戦する。会場は敵地のアルアイン。日本は最終予選の前半5試合を折り返し、3勝1分け1敗の勝ち点10でB組2位につけている。2位まではW杯自動出場圏内だが、首位サウジアラビアと4位UAEまでは勝ち点1差でひしめいており、最後まで予断を許さない。

 日本は昨年9月にホームでUAEに1-2と敗辱にまみれ、最終予選の出ばなをくじかれている。ハリルホジッチ監督は「前回はほっぺたをたたかれた。いまでもフラストレーションがたまっている。やり返したい」とリベンジを宣言。ゴールラインを割ったと思われたFW浅野拓磨(シュツットガルト)のゴールを見逃され、FW宇佐美貴史(アウクスブルク)が倒されPK獲得と思われた場面もスルーされるなど、主審を務めたカタール人の不可解なジャッジに泣かされた。

 日本サッカー協会の幹部は「今回もアウェーなのでいろいろ起きると思う。選手も分かっているだろう」と、“中東の洗礼”が再び起きることを危惧している。UAEとの対戦成績は過去5勝8分け3敗とわずかに勝ち越している。しかし、アウェーだけを見ると3分け1敗。日本は勝ったことがないのだ。

 それゆえ、ハリルホジッチ監督は今回のメンバー発表について、「経験が重要になる」と強調していた。かねてホームとアウェーでは戦い方を変えると発言してきたように、敵地では細心の注意を払っている。昨年10月のアウェーでの豪州戦では、極端に守備的な戦術を採用して1-1のドロー。メンバー選考ではフランス1部メッツに第3GKとして加入し、出番のなかった川島永嗣をサプライズ招集。チームに精神的な落ち着きをもたらす“応援団長”の役割を担わせた。

 2-1で競り勝った昨年11月のホームでのサウジアラビア戦は攻撃陣に大迫勇也(ケルン)、原口元気(ヘルタ)、清武弘嗣(C大阪)、久保裕也(ヘント)といった若手を並べ、世代交代を印象づけた。しかし、今回も同じメンバー、同じ戦術で望むかは微妙で、アウェー用の戦いに切り替える可能性もある。「アイデアはある」と自信をのぞかせる指揮官。その采配に注目が集まる。(浅井武)

 

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