2017.2.16 15:16

アサモア・ギャン、UAEで「反倫理的な髪型」を理由に警告文を受け取る

アサモア・ギャン、UAEで「反倫理的な髪型」を理由に警告文を受け取る

アサモア・ギャン、UAEで「反倫理的な髪型」を理由に警告文を受け取る

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 アフリカ出身選手らしいアクロバティックなプレーが魅力で、サンダーランドでプレーした経験も持つガーナ代表FWアサモア・ギャン。彼は現在中国の上海上港からのローンという形でUAEのアル・アハリでプレーしている。しかし、この度リーグから新しい髪型を問題視され、「反倫理的」という理由で警告文書を受け取ってしまったようだ。

 イスラム教の教えの中には「カーザ」と呼ばれる、頭の一部分を刈り上げた髪型を禁止する教義がある。そして中東の各国のリーグでは各試合を担当する審判団が個別に、選手の髪形が適切なものか判断を下すという。

 そして審判団の目を逃れても、UAEではマッチオフィシャルと呼ばれる各試合の責任者が不適切と判断すれば、選手の出場を禁止できる。サッカー協会としては選手の与える子供への影響を不安視しているのだ。

 前述のように、イスラム教の教義に起因するこの規則は周辺の国のリーグでも存在し、2012年にはサウジアラビアで、アル・シャバブというクラブのGKが「イスラム教に反する髪型」を改めるように、試合前に主審から注意を受けている。

 UAEFA(アラブ首長国連邦サッカー協会)は、第一段階として選手とクラブに警告文を送り、改善が見られない場合には罰金や出場停止などの処分に発展していくシステムを採用している。現在、警告文を受け取っている選手は46人にも上り、この度ギャンはその1人に名を連ねてしまったようだ。

 しかしなんとも中東らしく、この規則の運用状況も試合の審判団やマッチオフィシャルに委ねられているため、基準が不明確であることが一部の選手の反感を買っている。ギャンと同じく警告文を受けてしまったアル・ワフダに所属するスハイル・アル・マンスーリは、同じリーグでプレーし、彼と瓜二つの髪形をしているUAE代表のスター選手、オマル・アブドルラフマンが違反の対象とならず、自分だけが警告を受け取るのは不服だとSNS上で訴えている。

 ピッチ外で「中東の笛」の影響を受けてしまったギャン。プレーにも負けず劣らず型破りなファッションセンスを曲げてもこの警告に応じて髪型を変えるのか、彼の対応に注目してみよう。(Goal.com)

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