2017.2.16 15:24

強豪校棄権の高校サッカー開会式、「出席7人未満で棄権」規定削除へ 大阪府高体連

強豪校棄権の高校サッカー開会式、「出席7人未満で棄権」規定削除へ 大阪府高体連

 昨年8月の全国高校サッカー選手権大阪大会開会式を欠席した大阪学院大高校(大阪府吹田市)が棄権扱いとなった問題で、大阪高校体育連盟が、式の出席選手が7人未満で棄権扱いとしていた規定を削除する方針を固めたことが15日、分かった。会場も屋外から屋内に変更し、開催規模も縮小する見通し。関係者は「同じことが起こらないよう、ペナルティーは今後設けない」としている。

 大阪高体連は大会後、規定の見直しを視野に対応を協議。今月14日のサッカー専門部の常任委員会で正式決定した。開会式はこれまで試合と同じ11人の参加を各校に要請。「試合が成立しない7人未満の出席の場合は棄権」と規定し厳格に運用してきたが、次回大会からこの規定を削除し、要項を作り直す。今後、会場は体育館など室内に変更し、主将ら数人が参加する形式に縮小する見通しだ。

 昨年の開会式は8月7日、大阪市東住吉区のヤンマーフィールド長居で開催。同校は春季大会優勝の強豪で「スーパーシード校」として10月23日の5回戦が初戦の予定だった。

 しかし、同校サッカー部の顧問が開会式日程を1週間勘違い。当日に急きょ選手を集めたが人数がそろわず「規定の人数に足りない」として棄権扱いになった。同校の保護者会は署名約3万4千人分と嘆願書を出したが、高体連は「特別扱いはできない」と参加を認めなかった。

 高体連内の協議では、「規定をなくせば式に出ない学校が増える」との懸念の声もあったが、「罰則まで設ける必要はない」との声が大勢を占めた。

 開会式自体は「全校が集まることに意味がある」と継続を決定。試合や抽選会と同時実施すべきとの意見も出たが、「長時間生徒を拘束するのは困難」と、開会式だけの単独開催を続けることも確認したという。(産経新聞)

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