2016.1.10 05:03

青森山田、2選手が座薬入れフル出場も力尽く/高校選手権

青森山田、2選手が座薬入れフル出場も力尽く/高校選手権

青森山田の主将DF北城(右から2人目)は座薬を投じて奮闘。敗戦に涙を流した

青森山田の主将DF北城(右から2人目)は座薬を投じて奮闘。敗戦に涙を流した【拡大】

 全国高校選手権準決勝(9日、青森山田1-2国学院久我山、埼玉スタ)劇的な勝利を重ねてきた青森山田らしい、壮絶な最後だった。1-1のまま後半ロスタイムも3分が経過。ベンチ前で黒田剛監督(45)がPK戦に備えた選手交代を進めていたとき、決勝ゴールを被弾した。

 「ここまでロスタイムで2試合を拾い、今日はロスタイムで負けた。高校サッカーの厳しさを感じました」

 キックオフ直後、頭部に相手のスパイクを受けた主将のDF北城俊幸(3年)が流血。前半17分にロングスローから頭でつないで先制したものの、ロングスローが武器のDF原山海里(3年)がシュートを止めた際に左足首を負傷した。

 肩を痛めたMF嵯峨理久(2年)は前半のみで退いたが、包帯姿の北城と原山はハーフタイムに鎮痛剤の座薬を入れてフル出場。「代えることも考えていた。最後までよく走り切ったと思います」。悲願の初優勝に手は届かなかったが、指揮官は3年生の意地をたたえた。 (浅井武)

試合結果へ組み合わせへ

(紙面から)

  • 決勝進出を逃し悔しがる青森山田の選手たち=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 前半、相手との接触で流血する青森山田・北城俊幸(6)=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 前半、相手との接触で流血する青森山田・北城俊幸(6)=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 後半、青森山田・神谷優太(10)がシュートを放つも相手GKにセーブされる=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 試合に負け、涙を見せる青森山田・神谷優太(左から3人目)ら=埼玉スタジアム(撮影・中井誠)
  • 試合に負け、涙を見せる青森山田・神谷優太(左・10)ら=埼玉スタジアム(撮影・中井誠)
  • 前半、シュートを放つ青森山田・神谷優太(右・10)=埼玉スタジアム(撮影・中井誠)
  • 悔しそうな表情でピッチをあとにする青森山田・神谷優太(10)=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 後半、シュートを外し悔しがる青森山田・吉田開(16)=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 前半、先制ゴールを決め喜ぶ青森山田・鳴海彰人=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 前半、先制ゴールを決め喜ぶ青森山田・鳴海彰人=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)
  • 表彰式の直前、悔しさを隠せず号泣する青森山田・神谷優太(右・10)=埼玉スタジアム(撮影・大橋純人)