J1第15節第1日(27日、仙台1−1広島、ユアスタ)白星は遠く−。J1ベガルタ仙台が広島と対戦し、1−1のドローに終わった。腹直筋(腹筋)の肉離れからスタメン復帰したMF関口訓充(24)が、前半26分に先制ゴール。記念のJ1初ゴールで試合の主導権をつかんだが、後半33分に痛恨のオウンゴール(OG)。ベガルタは4月4日のホーム鹿島戦で勝ったのを最後に、これで10戦連続勝ちなしだ。次節8月1日は、アウェーで川崎と対戦する(19時、等々力)。
ウズウズしていた右足を鋭く振り抜いた。ベガルタの勝利を願う先制ゴール。決めたのは復帰明けの関口だった。
前半26分、中央付近へきたボールを待ってましたとばかりシュート。ボールはゴール右隅に突き刺さった。歓喜の背番号11は右コーナー付近まで全力疾走し、片ひざをついてプロレスラーのハルク・ホーガンよろしく左手を天高く突き上げ、右手を曲げる“マッチョのポーズ”。遅ればせながら、今季15戦目で飛び出したJ1初ゴールだ。
7月上旬に腹直筋の肉離れを起こし、7月17日のアウェー山形戦、24日のホーム新潟戦を連続して欠場。満を持してスタメン復帰を果たした。
ベガルタは4月4日のホーム鹿島戦を最後に、ずっと勝利から見放されていた。勝てば実に114日ぶりの勝ち点3。ホームで期待は膨らんだ。だが、後半にまさかの“悪夢”が待っていた。後半33分に痛恨のオウンゴール。1−1の振り出しに戻った。手が届きそうで届かない。白星は遠かった。
苦しい戦いが続く7年ぶりのJ1で、何とか浮上のきっかけをつかみたい。だが、前節のホーム新潟戦(24日、ユアスタ)で移籍後初ゴールを決めたFW成鎬(28)が後半25分に足を痛めて負傷退場。弱り目にたたり目か。なかなか波に乗り切れない。結局、1−1のドロー。10戦連続勝ちなしで、観衆1万2139人のため息がスタジアムを包んだ。
次節は8月1日にアウェーで川崎戦(19時、等々力)。月が変わればツキも変わるといきたいところだ。ドローで勝ち点1を獲得できたことを善しとしよう。 (山口泰弘)