Jリーグ1部のサンフレッチェ広島は10日、開幕戦でのペナルティーキック(PK)が、試合後にルール違反と指摘されたことについて「深くお詫び申し上げます」と謝罪のコメントを発表した。
問題となったプレーは6日に行われた第1節清水戦の前半3分、PKを得た広島は、槙野智章選手がボールをセットし、主審の笛が吹かれた後、エリア外から槙野選手と入れ替わった佐藤寿人選手がボールを蹴ってゴールした場面。この時点では得点が認められ、試合は最終的に1−1の引き分けとなった。
この「トリックPK」に対し、Jリーグの松崎康弘審判委員長が9日、「PKを行う競技者は特定されなければならない」とする競技規則第14条に違反するとして、得点を認めた岡部拓人主審の誤審との認識を明らかにした。そのうえで「正しくは得点は認められない。本来ならば反スポーツ的行為であり、少なくとも佐藤選手に警告が与えられるべきだ」とのコメントを発表した。
これをうけて、広島は10日、リリースを発表し「内容を真摯に受け止め、今後このようなことが起こらぬよう選手に対し競技規則の正しい理解と遵守の徹底を指導してまいります。関係者ならびに、サポーターの皆様、全国のサッカーファンの皆様に大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。