千葉にとっては7月4日の大分戦以来、16試合ぶりの白星だった。前節にJ2降格が決まって吹っ切れたのか。同点にされても腰を引かず、後半1分にネットバイアーノのヘディングで勝ち越してからも攻め続けた。相手の3倍となる18本のシュートを浴びせた。
成績不振で解任されたミラー前監督の後任として、8月1日の磐田戦から指揮を執った江尻監督にとっても初勝利。「この日のサッカーをもっと早く選手にやらせていれば」と悔やんだ。1点を奪われても、2点、3点と取り返す。「そんなサッカーをしていきたい。選手もこの勝利でできると思っただろう」と指揮官は来季を見据えた。
試合前には三木社長が降格をサポーターに謝罪し「必ず1年でJ1に復帰する」と涙ぐみながら誓った。冷たい雨の中で手にした白星が、来季に向けてのスタートになる。