J1川崎の武田信平社長(59)は5日、ナビスコ杯決勝(3日、国立)の表彰式で一部の選手が非紳士的な態度をとったことで、自主的な処分を決めた。表彰台でガムをかんでいたDF森勇介(29)を最低1試合の出場停止処分にするほか、準優勝賞金5000万円を返上、同社長ら取締役3人は10%の減給(3カ月)とした。主将のDF伊藤宏樹(31)と選手会長のDF井川祐輔(27)はこの日、Jリーグに鬼武健二チェアマン(70)を訪れ謝罪した。
この日、欧州出張から帰国した日本協会・犬飼会長は、不在時に起きた川崎の問題に「サッカー界、スポーツ界の恥。賞金返上? お金で済むことではない」と激怒した。滞在中にスペイン協会会長と会談し、来年4月開講を目指す指導者育成講座への協力を得たばかりの犬飼会長は「サッカーだけでなく、人間教育が重要」との持論を改めて強調した。