J1第17節(11日、新潟2−2川崎、東北電力ビッグスワンスタジアム)オレンジ色に染まったスタンドから悲鳴が上がり、新潟は土壇場で勝利をつかみ損ねた。魔のロスタイムに悔やみ切れない失点。2位から一つ順位を落として、リーグの前半戦を折り返した。
鈴木監督は「見応えのあるゲームはできたが、数的優位を生かせなかったのは残念」と唇をかんだ。1−1の後半18分、マルシオリシャルデスのスルーパスから松下が勝ち越し点。相手に退場者が出て逃げ切り態勢に入ったが、最後の最後に落とし穴が待っていた。
優勝戦線に絡むためには、ぎりぎりの試合で勝ち点3を奪い取る勝負強さが求められる。矢野は「こういう試合で勝ち切らないと。もったいない」と言い、松下は「相手が1人少ない時のゲームの進め方が甘かった」と反省した。後半戦に向けた課題が浮き彫りになった。