J1第10節(川崎1−0G大阪、1日、等々力)競り負けたG大阪の西野監督は、ため息が深かった。「ゴールが遠かった。何かが足りない」。首位戦線の生き残りを懸けた試合で痛恨の黒星を喫し、首位鹿島とは勝ち点差15に広がった。
誤算は1点を追う後半8分だった。「PK職人」とも呼ばれる名手の遠藤が、まさかのPK失敗。「GKの取りやすいコースにけってしまった」と悔やんだ本人以上に、チーム全体の落胆ぶりは大きいように見えた。その後も猛攻を仕掛けたが、ゴールの予感は乏しかった。
1シーズン制で、これまで最大の逆転優勝劇を達成したのは2005年のG大阪だ。それでも、ひっくり返した勝ち点差は12。早くも、それ以上の大差をつけられてしまった。遠藤は「やっていることは間違ってない」と強気だったが、ACL連覇を逃した上に、Jリーグのタイトルも遠のく一方となった。