来日中のロシア代表のフース・ヒディンク監督(62)が22日、埼玉スタジアムでユース指導者に向けた講演と実技講習を行った。02年日韓W杯で韓国をベスト4に導いた名将は「日本は技術的な問題はない」と評価した上で、「最近のサッカーは90分間、走らないといけない」。W杯4強を目標にする岡田ジャパンに“体力サッカー”のススメを説いた。
韓国時代は長期的な練習プランを立て、回復能力の向上に努めた。「15〜20秒で心拍数が元通り回復した。そうなれば相手が疲れ、得点のチャンスは増える」。06年ドイツW杯は豪州を指揮し、初戦の日本戦で3−1の逆転勝ち。「当時の日本はDFとMFの間にかなりスペースがあった。後半に疲れるのは明白だった」。ムダ走りを減らす体力温存も、キーワードになりそうだ。